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自分の健康より大事なものはない

これまでは主に理学療法士として
神戸で活動していた時期の事を中心にお伝えしてきました。

今回は神戸での医療機関での業務を離職し、
香川で医療の枠組みを超えて活動するきっかけと
なった思いをお伝えしたいと思います。


医療機関に勤務していた頃は、スポーツ障害を治したい。
慢性障害から選手を救えるように、患者様を救えるように
色々な治療方法や手術について深く学び、多くの症例から
経験を重ねたい。

そのように感じていました。

しかし、私のなかで大きなきっかけとなったのは

離職する前5年間くらい、通常勤務以外で
実業団チームのトレーナー業務
セミナー講師活動(2団体)
セミナー参加
他のクリニックでのアルバイト
などで冠婚葬祭以外は休みのない日々を過ごしていた頃

多くの事を学び、いつの日か地元に帰る時に
心残りがないように

そう思い日々を全力で過ごしていました。

しかし、ある日臨床実習指導中に
強烈にお腹が痛くなり体調を崩し、

勤務時間中にも関わらず、点滴を打って
実習生にも同僚にも迷惑をかける事態となってしまったのです。



その時の私は自分の体調も管理できていなかったこと
思っている以上に自身の身体が過労やストレスに苛まれていた
事実にショックを受けました。


治療方法やトレーニング方法などの手段ではなく
自分の身体を知る、

自分自身が健康であるためにどうするべきか
そのように考える大きなきっかけとなりました。


これまでのnoteでもお伝えしてきたとおり

私は多くのスポーツ障害を経験しているのですが、
実は頭痛や肩こり・腰痛に始まり、耳鳴りやめまい
などの俗に言う不定愁訴を多く抱えるセラピストでした。


自分の健康を度外視して患者様に自分ができてないことを
あたかも知ったかのように医療機関勤務中は伝えていました。

しかし上述したような出来事をきっかけにジャイロキネシスに
通い始めたり。

体調や食事にも少しずつ意識が向けられるようになりました。
(新人時代は毎日のようにカップラーメンを食べていました。汗)

ジャイロやJARTAの講師を始める前後からはもちろん自身の
鍛錬を必死に楽しみながら実施していきました。

自分の身体が変わっていく事が嬉しく、楽しく。

今の私を知る方からはなかなか信じてもらえませんが。

以前の私は身体は非常に硬く、どんな動きをしてもぎこちないような
動作しかできない口だけスポーツトレーナーでした。笑

(今から約3年前の私です、ちなみに冒頭の写真は最近のものです)

もっと自身を成長、この先に進むためには小手先の技術や知識だけでなく
徹底的に自分に向き合うしか方法はない。

そう思い、色々なタイミングが重なり地元で活動することを
決心しました。

そう決めて地元に帰ってから今で4年弱。

確実にあの頃より日々の生活で自分の健康を意識して
地元の選手や家族や香川県の方々を意識して


赤山僚輔という人間だからこそできること


何を成すべきか

という観点で掘り下げ

時に過去を振り返りながら
前に進むことができています。


様々な仕事を行う上で重要視するポイントはありますが、

自分の健康以上に大事なことはほとんどありません。

自分が健康でなければ何も成し遂げられないですし。

自分ができていないことを他者に伝えても

それは上辺だけなのできっとうまく伝わらないはずです。



そして何より


スポーツ現場では

選手たちの健康を預かるのが

スポーツトレーナーの業務であり責務となります。


現場で出会うコーチの方々の底抜けの体力には

いつも度肝を抜かされます。

健康であり、体力的にも精神的にも十分な状態でなければ

本当の意味で最高のサポートは出来ません。


もっというとそういった部分に不安がないからこそ

余裕を持って選手をサポートすることができ

細かな部分に気がつくようになるのです。


このnoteを読まれた皆様

ぜひ今一度自身の健康とは何か?

考えてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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