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あなたの足跡は見えていますか?/ 赤山コラム No16

いつも《湧く湧くマガジン》をお読みいただき、ありがとうございます。

しばらく記事から遠のいてしまっていました。


またぼちぼちと所感や

見ている景色

そして失敗談や想定外の自体について

こちらでもお伝えしていこう思います。

今日お伝えしたい内容は

これまでにもよく似たニュアンスで触れてきた事がありますが


「足跡が見えているか?」

という内容になります。


雪国や砂浜を歩かない限り

自分が辿ってきた足跡が見える機会は
なかなかないと思います。

自分の足跡をみれば

どれだけ歩いてきたか

どんな道を歩いてきたかは一目瞭然です。

足跡がみえていれば元来た場所へ引き返すことも可能でしょうし

今の自分の位置を省みて

しっかり歩んできた事を認識することもできるでしょう。

でも足跡がみえていないと

どこから自分がやってきたか

どれだけの距離を歩いてきたか

時に検討がつかなくなります。

私が学生時代に流行ったSNSで

mixiというソーシャルメディアがあり

足跡機能というのがあったことをよく覚えいています。

自分のページにきた閲覧者が足跡を残すので

自分のページに興味がある方のページに覗きに行く(足跡を残しにいく)

事ができるような機能でした。


足跡があるから誰がきたかがわかり、

足跡があるから自分の行った先での存在を認識される。

これは今のSNSでいうと

いいね機能やコメントになるのでしょうか。

それでは人生やスポーツにおける成長にとって

足跡とはどんなもので

それが見えている状態とはどんな状態なのでしょうか?

例えば

行った事のない森やジャングルへ足を踏み入れるとして

普通は歩みながら

目印を残して進みます。


足跡だと雨や踏み消される事があるので

この目印も広義で足跡のようなものと捉えて話をすすめると

この目印があるので頂上への道すがら

危険だと思ったり

道が塞がれている際に引き戻す事ができ

また頂上への歩みを続ける事ができます。

人生100年時代に

人は一生何かしらの成長を続けながら

最後は一番成長した姿で一生を終える事が

私は理想であると考えています。

その人生の旅の中で

道に迷うことも

八方塞がりに感じることも多々あります。


そんな時に自分が歩んできた足跡をみることで

いったん引き返すことや

今の定点について俯瞰して捉える事ができるのではないかと

私自身は考えています。


その具体的な方法は例えば日記やブログであり

各種SNSもその役割を担っていると思います。


ブログのリマインド機能で1年前や2年前のブログを読むと

自分がどんな歩みを残してきたか

どんな足跡があるかを随分と具体的に振り返る事ができます。

以前オリンピック選手などを指導する指導者の講演会で

大舞台で緊張せずに

自分を見失わない為に重要なこととして

“自分を振り返る時間をとること”

を推奨しておりました。


私自身は2年ほど前から積極的に振り返る事を増やし

自分の足跡を探しつつ、記し続けています。


そしてそれが今の自分にとって

自分がアリの歩みでも前に進んでいると実感できる

貴重な手法であることも実感しています。


そしてこれはそのまま選手指導の際にも生かす事ができ

成長が実感できていなかったり

長いリハビリで途方にくれそうな選手に対して

日記をつける習慣を進めています。


辛い出来事も

淡々とした日々も記すことで足跡となり

未来の自分にとっては貴重な成長のエネルギー源となるのです。


もしこの記事をお読みの皆様や目の前の選手が

自分自身の迷いや成長への期待を持てない日々を送っているとしたら

今日の記事を参考に

日々を記してみてください。

私自身は毎日、簡単ですがメモがわりの日記をつけていますが

つけ始めてからはこれからの自分に対して

これまでよりも期待できるようになりました。

誰しもが平等に成長できるチャンスがあります。

なんとなく成長できたか

足跡をみながら歩んでいるか

その差は積み重ねるごとに大きくなってくると思います。


私があなたの元へ足跡を残しにいった際には

気軽にお声掛けください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

人生にワクワクを

赤山僚輔


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想定外理論。
この未完成で不完全な理論と共に日々の習慣に変調をもたらし、それぞれの解釈による行住坐臥の実践日々のワクワクに繋がるように、そして自分の中から何かが湧く楽しみに枠組みを外しながら湧く湧くしていきましょう!!!
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