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インプットでアウトプットの質を上げる!

「考えるよりも行動!」

考えているだけでは何も変わらず、行動、つまりアウトプットしなければ成果を出すことはできません。

しかし、知識を身につけずにアウトプットはできるでしょうか?

できたとしても、それが成果につながるほどの行動になることはありません。

人1人の知識や経験によって成果を出すことはほとんどなく限界があります。

アウトプットは重要ですがインプットがなければ大きな成果を出すことができません。

今回は、アウトプットによって成果を出すには、インプットも必要であることを解説していきます。


◆ アウトプットの重要性

日本人は行動せずに考えることばかりします。

なぜなら、失敗したくないから。

なぜ他国に比べて日本人は失敗を恐れるのか。

日本は元々、製造業を中心に経済が発展しました。

他国には負けない品質と技術があり、世界シェアを占めていました。

世界でも通用する製造業の考え方が、人の考え方として根付いていきました。

製造業の考えの1つに「失敗はしてはいけない」ことがあります。

なぜなら製造業では、1個の不良品が出るだけで大クレームにつながり、最悪の場合命の危険までつながることがあるから。

「失敗してはいけない。」

製造業で発展してきた日本だからこそ、どの国よりも失敗を恐れているのかもしれません。

これが日本人が考えるばかりになってしまった要因の1つです。

考えるだけなら失敗のリスクはありません。

そのため、成功した人と同じことを考えていても行動に移せず終わる人がほとんど。

つまり成功するには行動、アウトプットすることが大切になります。


◆ インプットの必要性

日本の製造業の発展から、失敗してはいけない考えが浸透し、行動しない人が多くなった。

一方で、行動することでしか成功はできない、そのことはおわかりいただけました。

ではアウトプットばかりすればいいかといわれると、そうではありません。

アウトプットをするには必ずインプットが必要です。

なぜなら、インプットによる知識がないとアウトプットの質が上がらないから。

自分1人だけの知識や経験には限界があり、それらを補填するためにインプットが必要になります。例として日本の英語を挙げます。

「日本の英語教育では英語を話せるようにはならない。」

このような言葉を1度は聴いたことがあるのではないでしょうか?

理由は聞くことが中心で話さない、つまりインプット中心でアウトプットしないから。

語学は本来、人と話すコミュニケーションツールであり、話すことで使えるようになります。

にもかかわらず日本の授業ではほとんど話しません。

先生の話を聴き、黒板に書かれたことをノートに書き写す。
これが当たり前になってます。

そのため、日本の英語教育はもっと話す内容を取り入れるべきと言われてきました。

では逆にアウトプット中心になったらどうなるでしょうか?

1秒も英語を習わずに外国に行って会話ができるでしょうか?

当然、会話ができるわけがありません。
身振り手振りのジェスチャーで雰囲気を伝えるしかありません。

アウトプットはインプットがあって初めてできることです。

留学したり、外国に旅行に行くとき、何も勉強せずに行く人はいません。

必ず、英会話教室に通ったり、英語の本を買って勉強します。

英語の勉強をしないで英会話をしようとしても、挨拶や知っている言葉でしか話せません。

これでは会話が成り立つわけがありません。

どんなことにもインプットによる土台があって初めてアウトプットができるようになります。


◆ アウトプットにつながるインプット

インプットはアウトプットに比べて成果がわかりづらい。

本を100冊読んでも、どのくらい知識がついたかはアウトプットしなければわかりません。

かといってインプットを途中でやめてアウトプットしても成果が出ることはありません。

ではどうすればいいか?

必要最低限のインプットをしてからアウトプットをするんです。

なぜなら、インプットとアウトプットの誤差が小さい方が、早い段階でアウトプットの修正ができ、理想の形にしやすいから。



例としてサッカーを挙げます。

サッカーは世界的に有名なスポーツであり、知らない人は0に近いです。

サッカーと聞いただけで足を使ってボールをける、頭でボールに触るなどの絵が浮かんできます。

もしサッカーをやるとなったら、ボールをけることができます。

しかし、けれたとしても、ボールを強くけれない、味方のいる方向にボールをけれないなど上手に扱えません。

そこでインプットです。

強くボールをけるコツ、けりたい方向にけるコツをインプットします。

この場合だと、友人に教えてもらう、本で学ぶ、といったこと。

最低限教わったらすぐアウトプットです。

実際に覚えたことをやってみて実際にやることとどれだけ誤差があるかを理解します。

そこから修正して上達していきます。

もし、最低限のインプットではなく完璧なインプットをしようとしたらどうなるか。

この場合の完璧なインプットは、海外のサッカークラブで活躍しているサッカー選手の自伝本を読む、プロのトレーナーから教わる、といった感じ。

普通の人にはできない高度なテクニックを学べることでしょう。

しかし、実際にこれらのインプットで高度なテクニックができているようになるでしょうか?

その通り、できません。

なぜなら、インプットとアウトプットの誤差が大きすぎるから。

誤差を修正しようにも、体が追いつきません。

だから、必要最低限でいいんです。

小さい誤差を修正してインプットの理想形にアウトプットができるようになってからまたインプットすればいいだけなんです。



つまり、

必要最低限のインプット→アウトプット→インプット→アウトプット…

これがインプットでアウトプットの質を上げるための方法です!

まずは最低限のインプット、これがアウトプットだけに頼らないために必要な考え方。


◆ 終わり

最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

アウトプットは重要だといわれる中でインプットの重要だという人は少ないです。

なので、今回は1000冊ビジネス書を読むという鬼のインプットをした私がインプットの重要性を伝えさせていただきました。

私自身も以前はとりあえずやってみる、というアウトプット重視でしたが、やはりインプットがなかったため成果につながりませんでした。

インプットが重要だと気づいてからは成果が出るようになり、インプットも習慣にするようになりました。

「自分1人では限界がある。」

このことに気づけたからこそインプットは必要だといえるようになりました。

アウトプットのためにインプット、この記事をきっかけにインプットも大切にしてもらえれば幸いです。

それではまた次回に!!!

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