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書くときは「かもしれない運転」、読むときは「だろう運転」
テキストでメッセージのやり取りをする中でうまく行かないことがあります。
多くは
情報が正しく伝わらない
感情的なトラブル
のどちらかになるでしょう。
こちらのテーマについて一度記事を書きました。
この記事の中では
多くは発信側に原因がある
と書きましたが、最近は発信側と受信側の役割分担について思うことがあったのでまとめてみようと思います。
書くときに気をつけたいこと
先に発信側がメッセージを書くときに望ましい姿勢は
相手のことを信用しない
「かもしれない運転」
だと思います。
主に
「これだけの情報で分かるだろう」
「この書き方で自分の感情は伝わるだろう」
のような姿勢を避けようということです。
文章を書くのには労力がかかります。
それを節約しようとすると言葉足らずの短い文章で済ませようとしたり、推敲に時間をかけなくなると思います。
しかし、それではなかなかうまく伝わりません。
複数の解釈ができる文章になっていないか
自分の感情が誤解されそうな文体はないか
伝えたい感情があるのであれば、はっきりと文章にしないと伝わらないのではないか
といった観点で文章を推敲して改善していくこと、とにかく労力をかけて文章を書くことが求められると思います。
そして、ここで労力をかければかけるほど、発生する誤解を避けることができるのでトータルの労力は少なく済んだりもします。
読むときに気をつけたいこと
続いて、受信側に求められる姿勢については
相手のことを信頼すること
「だろう運転」
だと思います。
ニュアンスが分からないときや、なんだか失礼な文章だなと思うことありますよね。
テキストのコミュニケーションでは文字以外の情報がごっそり抜け落ちるので、他意がなくともなんだか攻撃的な感じになってしまいがちです。
もちろんそれは書き手の不備であり、書き手がなんとかしてそれを解消することができたら一番なのですがテキストである以上完璧は無理です。
こんなときは読み手が相手に優しい解釈をしてあげるのが大事です。
「文章を読んでネガティブな気持ちになったが、おそらくこれはテキストだからそうなっちゃうんだろう。」
「〇〇さんはそんな嫌なことを言ってくる人ではないだろう」
といった相手になるべく譲歩する解釈が重要です。
ただし、情報の認識について不安があれば遠慮なく確認すること。
「こんなこと確認して相手が手間に感じたりしないだろうか」
「こんな簡単なことを聞いたら自分の信用が落ちるのではないだろうか」
のようなことで不安を感じず、相手を信頼して質問しましょう。
(質問量を評価軸にすると組織全体のレベルアップにつながったという調査もあったようですので、質問をすること自体めちゃくちゃいいことのはずです)
情報に目を向け、感情はなるべく動かさないようにする。
まさに
「空気を読むな、文章を読め」
がとても上手に言い表していると思います。
※↓こちらの記事で紹介されていた言葉です。とても分かりみのある記事でした。
まとめ
テキストコミュニケーションは難しいです。
それを受け入れ、変に感情的にならないようにすることができたらよりよいコミュニケーションにつながるでしょう。
そのためには
発信側は「かもしれない運転」
受信側は「だろう運転」
がもしかしたらよいかもしれません。
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