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思ったままに、ありのまま。

「もう大学4年生か。」

時が立つのはあっという間で、僕は今までの大学生活を振り返り後悔の念にさらされている。

理由は、明確だ。


『大学時代、夢中になってやり切ったことが一つもない』


ということだ。


「思い出がない。」


といっても、一人で家に引きこもっていたわけではない。

・友達とも遊んだ

・バイトもした

・インターンもやった

・習い事もはじめた


でも、


どの記憶を切り取っても、心のそこから印象に残っているものはなかった。

どの記憶も霧がかかったように、ぼやけて見える。

「一つのことにもっと打ち込みたかった。」

「熱中できることをもっと探せばよかった。」

「長期休みをダラダラ凄さなければよかった。」

「中高のメンバーとつるみ過ぎた。」

・・・・

本当に今振り返っても『後悔』の連続。

僕の人生の中で、1番”充実していない”4年間だったと思う。

後悔してもしょうがないけれど、それでも後悔してしまう。


だって、


ほんとうに無駄な時間を過ごしてしまったのだから。

「やりたいことがない」

「夢・目標がない」

こんな心持ちで大学生活を送っていた。




くやしい。





でも、過ぎてしまったのだから。仕方がない。仕方がないのだ。

この失敗を糧にするしかない。

がんばれ僕。

#創作大賞2022

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