【りんごか桃をどちらを食べたいか。そのくらい生きてく上で基本的かつ当たり前の権利】
僕は幸いにして周りの友人や先輩方にとても恵まれています。
写真は僕がプロデュースを手掛けさせていただいた居酒屋です。
街中に急にあるLGBTのシンボル、レインボーフラッグ。
だからといってゴリゴリのLGBT感を前面に出したくない僕は気づく人しか分からない場所に敢えて散りばめました。
スタッフはLGBTQもいれば、中国からの留学生、子持ちのパパ、腰痛持ちだけど人一倍元気なパートのおばちゃん、さまざまな人と働かせて頂きました。
小さいダイバーシティがそこにはあり、レインボーフラッグに気づいたLGBT当事者が何の店?と思いながら様子を見に来店されては、誰が何か分からない状況に右往左往し、周りにはレインボーフラッグの意味は分からないけど飲みにきた人がいて…
とにかく共通点は美味い飯と旨い酒、愛想のいい店員!!
十分でしょ?笑
だんだんと噂は拡がり、隣では同性カップルが堂々とカップルとして酒を飲み、隣では仕事の愚痴を話してスッキリしてるサラリーマンがいて、みんなが安心して愉しく飲める空間がありました。
そんな幸せ空間で共に働いた仲間から先日素敵な言葉を頂きました。
それが冒頭の言葉。
彼は中国からの留学生。
共に笑い、契約期間が終わった今でも信頼しあっている仲間です。
彼からの言葉を紹介させてください。
私はずっとLGBTは何でもいいことだと思っている。
なぜならこれは人がリンゴか桃を食べたいことと同じぐらい、基本的で当たり前の権利だからだ。
「Gayだから俺と何も違わないじゃん」「リンゴが好きだから、桃が好きな俺と何も違わないじゃん」といった具合に。
私は外国人として日本に生きていて、色んな文化の違いを感じ、その中でもちろん差別的なこともある。
大勢の人の価値観か世界観が違うだけなのに、それは差別される理由にはならない。
それはLGBTも同じこと。
誰が好き、自分は何になりたいのか、それが自分が生まれた時から与えられた権利だ。
名言か!!
名言かー!!!
と思った言葉でした。
クラウドファンディングを始め、色々な気持ちが交差する中、沢山の方々に言葉や想いを頂き勇気になっています。
このプロジェクトが成功し、共感してくださった方々がこの対話ツールとワークブックを切り口に、沢山の人達と出会えたり、会話できて、自分らしさを見つけたり見つけあったりできたら、そんな幸せな事はありません。
僕1人だけでは、どうしようもない事。
日本に住む人々が1人でも多く対話することが楽しくなり、孤独ではなくなり、自分らしく輝けるように。
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