見出し画像

【子育て】「間違い」と「失敗」はちがう

こんにちは。吉田です。
心理に関する国家資格と民間資格を持ち、学校の先生方や障害児施設のスタッフさんへコンサルテーションや研修を行ったり、自分でも直接子どもたちへの支援を行ったりしております。

お子様を褒めるのって難しいですよね。
お子様に限らず、人を褒めるのって難しいかもしれない。

一方で、叱ったり注意したりするのって簡単ですよね。特にお子様に対しては。お子様って大人がして欲しくないことをしますから、それに対して「ダメだよ」「やめて」「次やったらおやつ抜きよ」と言うことはそこまで難しくなさそう。

ただ、なんだか世間では「子どもは褒めて伸ばそう」みたいな空気ありますよね。「子どもを叱ってばっかりだと自己肯定感が下がっちゃうから、褒めましょう」みたいなことがうたわれています。

これって別に、「叱っちゃダメ」ってわけじゃないんですけど、受け取る人によっては、「叱っちゃダメなんだ。褒めなきゃ褒めなきゃ」って思ってしまうのかもしれません。

そんな人にまず伝えたいのは、先にも言いましたが「叱っちゃダメではない」ということ。あとは、「褒めようとしないで称えましょう」ということ。

お子様が何か間違ったことをしてしまったときには、しっかりと叱らなけらばいけない。ただ、「失敗」は叱らないでほしいなと思います。

「間違い」とは「不道徳」や「不正義」「不誠実」といった、人としてどうなの?っていうこと。

よって、テストで書き間違いをしちゃった、みたいなことは間違いではなく「失敗」と捉えてほしい。このように、「間違い」と「失敗」を棲み分けて、「間違い」については叱る、注意するというアプローチをしていいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?