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脚本に必要な黄金のルール by ブレイク・スナイダー

ある本を読んでいたら、ストーリーを考える上で「Save The Cat」という本はバイブルになり得ると書いてあったので、早速読んでいます(あ、小説を書いているわけではありません…)。


ログラインを書け

スナイダーさんは、とにかくログラインを書け、最高のログラインが完成するまでは他には何もするなと言っています。

ログラインとは

「入社したての新入社員が週末に研修に行くが、なぜか命を狙われる」

このように、どんな映画なの?と聞かれた時に、簡潔に説明できる一文のことです。

ログラインを街で試す

ログラインが出来たら街にでて試します。スタバの列に並んでいる人などの赤の他人も含めて、自分が考えたログラインに対しての他の人がどのような反応を示すか、徹底的に試していきます。

自分の映画は何に一番似ているか?

スナイダーさんによれば、ほとんどの映画が以下の10のジャンルに属していると言います

  • 家の中のモンスター(ジョーズ、エイリアン、エクソシスト、危険な情事)

  • 金の羊毛(スター・ウォーズ、オズの魔法使い、バック・トゥー・ザ・フューチャー)

  • 魔法のランプ(ライアー・ライアー、ブルース・オールマイティ、フォーチュン・クッキー)

  • 難題に直面した平凡な奴(ダイ・ハード、タイタニック、シンドラーのリスト)

  • 人生の節目(テン、普通の人々、酒とバラの日々)

  • バディとの友情(ジム・キャリーはMr.ダマー、レインマン)

  • なぜやったのか?(チャイナタウン、チャイナ・シンドローム、JFK、インサイダー)

  • バカの勝利(フォレスト・ガンプ、天国から落ちた男、アマデウス)

  • 組織の中で(アニマル・ハウス、アメリカン・ビューティー、ゴッドファーザー)

  • スーパーヒーロー(バットマン、グラディエーター、ビューティーフルマインド)

スナイダーさんは他の映画をパクれと言ってるわけではなく、ほとんどの映画が上記の雛形に収まるのだから、まずは映画の基本構造を知れと言っています。

基本構造を理解した上で、自分自身の独自性やスパイスは何になるのかよく考えて、新しいモノを生み出すべきということです。日本の「守破離」の考え方に似ている気がします。

【龍成メモ】

本はまだまだ続きますが、ちゃんとしたnoteにしようと思うと、そのまま公開されないnoteになってしまう気がしたので、まずは序盤だけでリリースします。

と言うか、気になるかたはスナイダーさんの本を読んだほうがいいです(笑)

#savethecat #ブレイクスナイダー #映画 #脚本

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