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なぜ、子どもは大人よりも誤った情報を見抜くことができるのか?

Why children can be better than adults at spotting misinformation というFTのの記事から。

子どもがインターネットを通じて偽情報にさらされることを親は恐れるかもしれないが、子どもが持つ「好奇心」という武器、「なぜ?なぜ?」と問い続けることで親よりも「真実の探偵」になれる可能性があるといった内容の記事です(かなりざっくり要約ですが…)。

記事中の気になる英語表現

rabbit holes of conspiracy thinking=rabbit holesとは不思議の国のアリス主人公が落ちるうさぎの穴。アリスが不思議の世界(=我々が生きる世界ではない)に迷い込んだように、陰謀論(conspiracy thinking)を信じる人がその世界にハマって戻ってこれなくなる様子

Echo chambers of hate=Echo chambers(残響室)は、コンクリートなどの材質によって音が反射する構造になっている録音用の部屋のことです。同じような思想を持った人がソーシャルメディアを通じて交流したり、同じようなことを言うメディア見続けることによって、Echo chambersのように自分と似た考えに繰り返しさらされ、異なる意見には触れることのない状況を指します。この場合は "Echo chambers of hate" なので、内なるhateを外に発信することで、hateが反響して自分に返ってくることで、hateまみれになってしまう状況を表していると思われます。

【龍成メモ】

このような記事を書いている記者は、思想において「自分は100%正しくて、相手は100%間違っている」というスタンスで話をする点において、少し違和感を感じます。

記者が"Echo chambers of hate"と考える人々を毛嫌いして対決姿勢を鮮明にして排除してしまえば、記者自身も""Echo chambers of something"に閉じ込められてしまうと思います。

#偽情報 #misinformation #トランプ

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