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お酒を週に2杯以上飲んだら、飲み過ぎなの?(WSJ)

Do Americans Drink Too Much? Alcohol Is Driving a Debate in Washington というWSJの記事から。

現在は男性1日2杯以下、女性は1杯以下が基準

現在アメリカでは、連邦政府のガイドラインでは「男性は1日に2杯以下、女性は1杯以下」であれば安全な飲酒とされています。

ビールで言えば5%のビールを小さめの缶(約355ml)で2杯飲むイメージです。毎日飲むと肝臓へ負担になりますが、2杯を少し超える程度の飲酒であれば「飲み過ぎ」というイメージはないかもしれません。

カナダだと週に2杯以下

しかし、現在議論されている新しいガイドラインでは、これを見直す動きが出てきています。

例えば、カナダ薬物使用・依存症センターは2023年に「週に2杯以下」が飲酒の推奨ラインとしています。

そもそも少量でも飲んだらリスクという流れも

WHOは昨年「アルコールは摂取量に関係なく安全ではない」と発表しています。主な理由はアルコールが、ガンを引き起こすという証拠があるからです。

国際がん研究機関(IARC)の基準では、発がん性物質として最も危険度が高い「グループ1」として、「アスベスト、喫煙、ホルムアルデヒド、紫外線」などと並んでアルコールを発がん性物質として認定しています。

【龍成メモ】

お酒の望ましい量は?「飲酒ガイドライン」厚労省が案まとめる

現在のアメリカの基準ですら355ml缶を2杯が限界値ですが、日本の基準では500mlのロング缶✕2杯を男性の限界値としています。しかも、日米の平均的な体格差も考えると、日本の基準はかなり緩いと感じます。

それにしても、これだけ暑いとビールが飲みたくなりますね…。

#アルコール #発がん性物質 #ビール #猛暑


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