見出し画像

何でもいいから何か書きたいので。

 いや本当になんでもいいから何か書きたいなと思ってしまったわけです。いやそのですね、別に書きたくないわけじゃないんです。書きたくなかったら書かない人間だと思うので。はてさて何を書こうかしらん。いや分かってるんですよ。こういった本筋とは関係のないところでだらだら書くから「お前の文章はだらだら長い」と誰かに言われたわけじゃないけど、自分に言い聞かせています。

 日記も兼ねた記事なので、最近の創作話をちょっとしましょうか。長編はかなりゆっくりのペースになった自覚はありますが、まだ書く気力を失ったわけではなく私の中では継続しているつもりです。

 まぁこの話に関してはこれ以上さほど語ることがないので、他の創作話をすることにします。実はある自作の短編のリライトも進めているのですが、書き直している内に、原型も留めていない上に、もとの作品(約5000字)の三、四倍くらいの長さになってしまいそうにもなり、それはもう別作品なのでは、という気持ちになっています。

 それとは別に、私が作品を置かせていただいているノベルデイズというサイトで、

「モノのつぶやき」という「擬人化叙述トリックショートショート」をお題にしたコンテストが始まっていて、「ふーむ」と頭を悩ませたりしていました(……というか応募要項に叙述トリックを謳うコンテストはじめて見たかも……これは、隠す、ことに重点を置くなという意味なのか……とか色々考えてしまいました)。

 実は腹案がひとつあり、「書いてみようかな」とは思うものの、おそらくその案は大幅に字数制限を超過してしまいそうで、まぁ結局応募できずにnoteにいつも通りのショートショートの一本として挙げることになりそうです。

〈物〉視点の小説はすごい心理描写で悩む分、とても難しくて、そしてあまりにも魅力的なお題なのです。この辺まで語り出すと長くなり過ぎるので、今回は語りません。

 ……と創作話としてはこんなところかな。

 直近の話ではないのですが、そう言えばふと、という話なのですが、一年とちょっとくらいnoteにいたせいか、たまに、本当にたまになのですが、「以前から知ってましたー」的な言葉を貰うことがあります。そう言われると、心配性の虫が鳴きだして、「えっ、いやなんで自分なんかを知ってるんだ…あぁ悪い意味だ悪い意味で認知されてるに決まってる…」とびくびくしてしまうのは悪い癖だな、と思います。

 でもまぁ冷静に考えれば、自分だって話したこともなく記事を読んだこともなくても知ってるひとって、結構いるだろうから、noteやってるひと同士、まぁ知っててもおかしくはないだろうな~、と思い返しながら、また言われれば、これからもどきどきとするだろうなぁ、と。ここで初めて私を知ったひとのために自己紹介をしておくと、多分私と話しても得になることは何もないので、得を求める方には向かないと思います。なんか暇つぶしの相手が欲しい時の相手くらいの温度で接してくれれば。

 先日のnoteの話ですが、

 私の問いに、noteでお返事をくれた方やtwitterで教えてくれた方が何名かいます。自分のところに通知が来たものはすべてに目を通しました。本当にすべて嬉しく、素敵なものでした。改めてありがとうございますm(__)m

 読んでいて誤解を与えてしまったかもしれないなぁ、とすこし反省していたことがあって、〈今まで私と一度でも繋がってくれた方へ〉という言葉は、本文中では、

今まで私と一度でも繋がってくれた不特定多数の方へ、と宛てた手紙みたいなものです。繋がり、というのは、やり取りを交わした、という意味ではありません。この文章を読んでいる方も、私と繋がってくれた方です。

 という意味で使ったのですが、とはいえタイトルにばんと〈今まで私と一度でも繋がってくれた方へ〉なんて書いていたら、さすがにそうは思えないよなぁ、とも思った次第です。

 とはいえ、私が投げ掛けた問いは創作の根っこ、大事な部分に触れるものなので、気軽に「知りたいんだ~、みんな教えて~」と聞けるものではない、という思いもあり、相手に促すような形ではなく、私から近付こう、と無意識に感じて、こういう言葉になったのかもしれません。

 企画という形にはしないし、さらりと読めるものではないくらいの文字数を読むことになった上でのこの問い掛けに終わりを設ける気はありません。すくなくとも私がnoteにいる限りは。これは考えることに意味があって、正解なんてない、と私は思っています。言葉にしない、というのも、それはひとつの解です。

 ちなみに私を認知してはいても、私が普段どんな作品を書いているか知らないひとも多いと思うので、最近書いた二本の正反対な作風のショートショートをこっそり貼っておきます。


 恋愛ファンタジーが好きな人は、

 ちょっと怖いミステリが好きな人は、

 どっちもな~、というひとは、

 に色々と収録しています。


 ちなみに私は面白かったり、感銘を受けた作品をこちらのマガジン、

 趣味嗜好の関係で、小説やレビューが多いですが、ここに蒐集させていただいた作品は、本当に素晴らしいものだ、と自信を持って言うことができます……が、「口だけならいくらでも言える」という向きもあるでしょう。なのでまず読んでみてください。

 そして(* ̄▽ ̄)フフフッ♪、疑ったことを悔い改めなさい……。