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お前らにnoteなんて要らねえよ…夏

結局のところは、さ。羨ましいわけよ。noteを始めたはいいけど、続かないし、評価はもらえないし、家族や友達との時間、仕事の忙しさに追われて全然書けないし……って言って、お前らはnoteを書かなくなったり、そもそも最初から書かないわけじゃん。あっ、このお前らってのは、別に特定のお前に向けたものじゃなくて、なんとなくイメージで言っているお前らに宛てたもの。悔しさまぎれに、ね。

で、さ。勝手なイメージで話しているからとことん言っちゃうけど、お前らでしょ。「noteの書き方」とか「noteの続け方」とか知りたがってるの。偏見だよ。知ってる。100%偏見で話してるから安心して。ねぇ、ひとつ聞きたいんだけど、「書き方」や「続け方」の指南を読んで自分を追い込んで、無理やり「書かなきゃ」って思わないといけないほど、文章を書くって魅力的なこと? 別に知りたくもないかもしれないけど、俺の答えを教えてやるよ。「書く気が起きない」なら「無理して書くな」、「続ける気が起きない」なら「無理して続けるな」。もちろんこれは書いている途中の苦しみとはちょっと違う。

お前らは文章ではない別のところで咲ける可能性があるから、文章を必要としていないだけのことだよ。それが、さ。俺にはとにかく羨ましいわけだ。たとえば俺は、さ。もともと別の場所で文章を書いてたんだ。もっと個人情報が出るような形で。ちなみにそれは創作じゃない。文章表現の制約の中でそこに満足できなくなったから、ここに移ってきて、で、さらに書きたいことが増えて小説とかを書き出したわけ。最初に書きたいものがあって、その手段としてnoteを選んだわけだ。文章を書くしか能がなかった……って奴もいるかもしれないが、俺に関して言えば能もないのに文章を書くしかできなかった人間だ。しかも花開くこともなく、な。

文章を書くことしかできなかったからnoteにいるだけだ。そして俺みたいな奴は、さ。文章にがんじがらめにされちゃってて、もう引き返せないわけだ。もっと大事なことが思い付かないからな。波に乗りたけりゃ、サーフボード片手に海に行ってるし、俺が稲葉浩志なら今ごろMステだ。何言ってるって? 何言ってんだろうな?

「書く気が起きない」「続ける気が起きない」お前らに文章は必要ないだけなんじゃないか。まだ何か、が定まっていないのなら、お前らの選択肢は無限に広がっている。必要だと思ったら、また、文章に戻ってくるだろう。時には自分の文章に憎悪を抱きながら「書かずにはいられず書いている」俺には、それがひどく羨ましい。こういう書き方は偉そうに感じるだろうか。俺はこんな俺を見下げ果てた奴だと思っているんだが。

えっ、それでも書きたいって?

だったらお前はこっちの人間だ。抱きしめて、キスしてやる。気持ち悪いな……ごめん。やっぱりやめとくわ。嫌われたくないし。

そんなお前に、マニュアル的な「書き方」や「続け方」は要らないはずだ。お前はお前自身で勝手に見つけるだろう。そんな気がする。



……と、この疲れる文体はここまでにして、まぁたまたま文章で、たまたまnoteだっただけの自分が分かったように「書き方」や「続け方」を書けるわけがない、と気付いたので、とりあえず文章を書くという行為自体を傲らないように胸に刻んで、これからも細々書いていこう、っと。

とりあえず色々と自戒も込めて書きましたが、苦労や努力無理はイコールでは結ぶべきではないと思うので、続ける、書く、読む、そんなことに無理は禁物だな~、って、そんな話。

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