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音楽理論

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初心者向けに楽譜やコード(和音)の知識をご紹介。演奏に役立つヒントや作曲に使える技法などを紹介していきます。
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#ダイアトニックコード

「音楽なんて楽譜無くてもできるっしょ」と思っている方へ

楽譜というのは音楽をやる上で大事なコミュニケーションツールとなります。 これからポピュラー音楽をやりたいと思っている方向けに覚えておいて損はない、楽譜や音階(スケール)、和音(コード)の知識を皆さんにご提供します。 ・ 音の読み方 皆さんがよく聞く「ドレミファソラシド」。これはイタリア語です。日本語では「イロハニホヘト」で表します。「イ」が「ラ」にあたり「ハ」が「ド」にあたります。また英語では「ABCDEFG」で表します。「A」が「ラ」にあたり、「C」が「ド」にあたります。

コードの役割

今回はダイアトニックコードにおいて各々のコードがどのような機能を持つかをご紹介していきます。 ダイアトニックコードについてはこちらを合わせてご覧ください。 では早速参りましょう。 TSD ダイアトニックコードの中で重要なものが3つあります。 例としてCメジャーダイアトニックコードを使います。 重要なものは1番目、4番目、5番目のコードです。 1番目のコードはトニックコード(主和音)と呼ばれます。 4番目のコードはサブドミナントコード(下属和音)と呼ばれます。 5番目のコ

セカンダリードミナント

今回はセカンダリードミナントというコードの技をご紹介します。 これを使うことにより一時的な転調効果を表すことができます。 こちらの記事と合わせてご覧ください。 ではどのようなものなのか、さっそく見ていきましょう。 ダイアトニックコードの5番目がカギ?セカンダリードミナントとは 「ダイアトニックコードの5番目のコード、つまりドミナントコードをトニックとする調(キー)から、そのドミナントコードを一時的に借用する」 というものです。 文章で表すとかなり「?」が頭の中に浮かび