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韓国ショップについて

近所に韓国食材専門のスーパーができた。

僕は、尖った専門性を持つスーパー巡りが大好きである。カルディに行けば、平気で1時間くらいウロチョロしたりする。業務スーパーに行けば、目をキラキラさせながら、どでかい謎の調味料に手を伸ばす。その韓国ショップも気になっていたので、GWの暇なタイミングで足を踏み入れてみた。

入ってみると、早速BTSのポスターがデカデカと貼られていた。店内はKPOPがまぁまぁの音量で流れており、一気に異国にきた感を味わった。

謎の豚足や堆く積まれた辛ラーメンやダシダ。日本のスーパーでは見られない光景に囲まれながら、1人ワクテカしていた。(古い)

店内には食器コーナーもあった。使いどころ分からない食器マニアでもある僕は、あまり見向きされていないそのコーナーでじっと立ち止まった。様々見ていた中で最も食指が動かされたのが、冷麺専用ボールである。焼肉屋で冷麺を頼んだ時に出てくるあの金属製の器である。

「うわぁ、超欲しい…」と思って手に取ったが、既にパンパンの食器棚にあのサイズのボールは入らないと判断し、泣く泣く手放した。

韓国ショップで最も驚いたのが、客層である。店内には20人くらい客がいたと思うが、男性は僕含め2人しかおらず、あとは女子高生やら女子大生やらばっかりであった。場違い感に苛まれながら、楕円形の平たい餅とコラーゲンが染み出してそうな鳥のスープを手に取り、レジへ向かった。

店内の通路幅は、体感的にはドンキホーテくらいの狭さだった。レジへと繋がる通路には、商品をマジマジと眺める女子大生っぽい2人組がおり、行く手を塞いでいた。

「スミマセン、スミマセン」と言いながら通り抜けようとしたのだが、こちらに全然気がつかない。感知能力0かよと思ったが、僅かな通り道があったので、仕方なく体を横にして通り抜けようとすると、1人とぶつかってしまった。

ぶつかった子は「なんだコイツ」みたいな目でこちらを一瞥してきた。いや、どんだけ夢中になってんだよと思ったが、スミマセンと謝り、会計を済ませた。

偏見かもしれないが、韓国系のものに夢中になっている時の女性は本当に怖い。以前、新大久保を歩いた時もそう思った。

今度はもう少し空いている時間帯に行こう…。と思った。

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