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成功した瞬間に、主義と主張を変える奴は好きじゃない。と同時に、何も主張しないやつも好きじゃない。



1. 社会的に成功した今をときめく思想家Aさんのつぶやき。


成功して2年もすると、刹那的で傲慢で野心的な心を捨ててものすごく贅沢になる。「まったり行こうよ、ゆっくり行こうよ。ガツガツするの、よくないよ。そういう社会だよ、そういう時代だよ。」

ん?ホント?

そりゃ、本人は心が満たされますからね。そりゃそうだろう。いや、本人が成長の末に、心を穏やかにしてくのはいいんです。人の成長なので。

ただ、自分に不満がなくなったからといって、それを大衆に流布して伝達するのはどうなのかね。ものすごく、嘘くさく感じる。
多くの人は、そこに至ってない。いや、むしろ、そういう突き上げる何かに向かってリーダーとして一緒に登ろうとしていたんじゃないの?
彼らのなけなしの銭を集めて、声を金に変えて、富を得たんじゃないの?

2. 一切チャレンジをしないで組織で生き残ったことが自慢の大企業部長Bさんのつぶやき


新規事業のミッションを持ちながら、一切チャレンジをする気がない。「衰退していくって言ったって、個人が足掻いても何もできない、だから身を委ねるんだよ。今更頑張ったって無駄よ。次にまた世界のトレンドが変わってお鉢が回ってくるって。」

これも、ホント?

じゃ、虫歯で30代とかで死んでいく部族に歯を磨く大切さと努力を教えない?自分たちは、運命だからと死を選ぶということ?

3. 相手に寄り添うって言ってさ、その言葉を使っているのに一切、相手のこと考えてないやつが一番嫌い。


AさんもBさんもいい人たち。話せば普通に語り合える。でも、主張としては私とは違う。その点は、全く同意できない。どちらも私には、ボウリングピンが倒れないガーターに見える。

Aさん、Bさんに個人的な恨みや憎しみはない。でも、世間一般でいうこのような偽善に漫然とした憤りがある。

特に、無意識は罪である。意識している人間は悪者だけど、無意識に力を行使するのが最も残酷であり暴力であり、最悪である。一見、いい人な顔をした何も考えてない人、いや人のことなんでどうでもいい人が一番、好きじゃない。Aさん、Bさんから飛躍しちゃったけど。。。でも何故?


それは、「今すべき努力を、しっかり積み上げていく」という真正面からの当たり前の辛い一言を逃げているだけな気がするから。

すくなくとも、資格試験や大学受験、スポーツや部活動などで必死に頑張っている人たちに、私は「その努力が勝利につながると思う。」と伝えたい。それは、日常で流されて生きている多くの人たちにも同じことが言えると思っている。


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