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やることは一つだ。あとは他の人に任せる。
自分にできることは、これしかない。
どうもこんばんは、りょーさけです。
眠いのでササッと書いて寝ます。
頭が働きません。言い方が単調になる恐れがあります。
では、始めます。
※※※
毎日書いて撮って飲むけれど、その中で充実感がある瞬間はこういう文を書いたとき。
木香にヨーグルト、ややスパイシー。燗はごくごくドライ、でも柔らかさは失わないドライ。淡く複雑に旨い。
— りょーさけ (@ryosake3) April 21, 2019
クリアはまぐり。純粋に旨い。木香は紳士のしなやかな腕。たおやかな旨味は淑女の瞳。木香を起点に旨味がゆったりと舞う。音楽のない舞踏会。あるのは二人の微笑のみ。美味。#gembymoto pic.twitter.com/uT5UNykaJk
伝わるとか伝わらないとかじゃなくて、充実感があるのはこういう文を書いた時であってほかの時ではない。
口開けでこの豊かさ。どこをどう解きほぐしても滑らかで美しい葡萄の香りがする。甘い葡萄。酸味は程よく。「ラベルに常温に近い温度まで温まりますと…」と説明があったけど、そこまで待てずに飲み切ってしまった。待ちたかったな。美味。#日本酒#gembymoto #鳳凰美田 pic.twitter.com/dJ7JU2yj8r
— りょーさけ (@ryosake3) April 21, 2019
これではないし、
心地いいなあ。夏の朝露に濡れた花、ヨーグルトキャンディの香り。低アルだけれど中盤〜後半はやや刺激的。苦味のあるスパイス、名もなき凛とした青草の風味。葉物の野菜との相性を意識したそうな。昨日のお酒と同じく、通奏低音は気っ風のよさ。
— りょーさけ (@ryosake3) April 21, 2019
爽快で美味い!#日本酒#KAMPAI#富久長#カンパイ pic.twitter.com/En7mj9466o
これでもない。
上喜元生熟。水底で光るナッティさとアルコール感。甘味と酸味と旨味が確固たる輪郭を崩さず、やさしく口の中に広がる。
— りょーさけ (@ryosake3) April 21, 2019
揚たけのこ、ホタルイカ、ダシに梅。この酒のコンパクトさのどこにこれらの素材のポテンシャルを活かす力があるのか。
酒を媒介にし全ての旨さが駆け巡る。#日本酒#gembymoto pic.twitter.com/binUx02SeZ
これでも、ない。
しかしどう考えても伝わる可能性があるのは後の3つだと思う。1つ目のやつはふざけていると思われても仕方がない。そういう風に思う。
でも、書きたいのは最初のやつだ。書く時に少し苦しくなり、唸り、ひねり出して小さくうなずくのは、これだ。
なぜ後の3つが伝わるのかといえば、それは味や香りの具体的な要素への言及が多いからだ。最初のものにはそれがなく、勝手な方向へ歩いていっている。
でもやっぱり、納得がいくのはこれだ。
だから僕はこれからもこういうやつを書く。
もちろん後の3つのようなものも書く。そういう時もある。ただ、いいと思った酒はああいう風に書きたい。
それを真面目に飲んでいる人には伝わらないかもしれない形で書きたい。
それを飲んだことがない人、飲みたくても飲めない人にもワクワクが伝わるようなものを書きたい。そういう想像力を掻き立ててくれる飲み物が日本酒なのだと言いたい。
書く。
飲む。
言う。
書く。
他の形式の書き方はそれを心から信じて発信する人に任せる。
僕は自分が信じたものが一番生きる形でこれからも書き続ける。
理解されないと思っておく。伝わったら、喜ぶ。
どういう訳かはわからないのだけれど、昨日帰りの新幹線で飲み過ぎの虚ろな意識状態の中で、ずっとそれを思っていた。
だから、そうする。
※※※
眠い~おやすみなさーい。
それでは、また。
酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。