アスペルガー症候群がなぜ体を壊しやすいか?

こんにちは!!Ryoです!
吉濱ツトムさんの「隠れアスペルガーという才能」でも紹介されていました。それはアスペルガー症候群の人は身体が弱いということです。それはやはりアスペルガーの人の脳構造に問題があるからなのではないかと思うのです。

アスペルガー症候群の何をするにも長期記憶に頼ることが多いということです。したがって行動や発言が偏った限定的なものになりがちで、融通が利かない人にみられてしまいます。

健常者は会話するときは、短期記憶から適当な内容を引き出して、臨機応変にキャッチボールをするのに対して、アスペルガーの人は長期記憶に保存されている、自分が好きな本の内容や興味のあることを話したくなってしまうのです。
だから一方的に自分の話をしてしまったり、逆に会話に一切ついていけないということになってしまうことが多いんですね。

アスペルガーの人にとって人の話を聞くのは非常に苦痛なのです。
人の話は自分の長期記憶に一切保存されていない内容であることが多いためです。人が話すことに対してどう反応すればいいかわからない。でも人が話していることだからと一生懸命聞いてあげようと全身を強張らせます。すると、人と関わることが大きなストレスになってしまうのです。

先日の記事

https://note.com/ryoryro12/n/na1d3ea4820e8

でも話した通り、人間にとって一番苦痛なのは、自分が理解できない情報を一方的に吹き込まれることではないかと思うのです。
アスペルガーの人は、短期記憶を司る脳の部位がオフになっていることで、会話するときは常に、この最大のストレスにさらされるということです。
会話のみならず、世の中にはアスペルガーの人には理解できない情報が溢れています。情報というストレスにさらされ続けるうちに、外部の働きかけ全てを脅威であると捉えるようになり、防衛本能が作動する癖がついてしまうのです。

力んだ状態が恒常的に続き、体のバランスが乱れてくるのです。
これこそがアスペルガー人が身体が弱いと言われる原因ではないかと思うのです。

情報や人の話といった外部の働きかけを受け流すこそが、アスペルガーの人には欠かせないのではないかと思うのです。

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