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【漫画】新卒スタートアップに就職!ー新米国連職員のぱにゃにゃん日記 Vol.31

サバイディー!リョーヤです。

前回までの「新米国連職員のぱにゃにゃん日記」では、「国連職員の一日編」と題し、普段ラオスでどんな仕事をしているのかご紹介させていただきました。これまでのマンガ連載はこちらからご覧いただけます!

今回からはシーズン4ということで、時を少し遡り、僕が国連職員になるまでにどんな社会人生活を歩んできたのかについて紹介していきます。

ということで、シーズン4「社会人生活編」スタートです!

学生時代にJICA海外協力隊としてザンビア、大学を休学してパラグアイで教育支援を行った経験から、「将来は国際協力の仕事をしたい!」と夢を描いていました。

当時の自分は英語よりもスペイン語が得意だったこともあり、スペイン語を活かした仕事ができないかと探していたところ、パナマを拠点として中南米で仕事ができる会社と出会い、その会社に内定していました。

そのパナマの会社もとっても魅力的ではあったのですが、当時学生インターンとして働いていたREADYFOR株式会社での仕事が面白く、国際協力団体を支援する新サービスの立ち上げを自分がリードしているタイミングであったこともあり、大学卒業後はインターンをしていたREADYFORにそのまま入社しました。

今となっては「クラウドファンディング」という言葉も多くの人に知ってもらえるようになりましたが、READYFORで働かせてもらった2014年はまだクラウドファンディングという言葉も社会に浸透しておらず、「インターネット上でお金を集めるなんて怪しい・・・」というのが世の中の大半であったと思います。

そんなクラウドファンディングサービスの黎明期に関わらせてもらったこともあり、ザ・スタートアップな仕事をする毎日でした。終電まで働くのは当たり前、ときには会社に寝泊まりする日々でしたが、今となってはこの経験が自分の仕事のベースをつくってくれたと思っています。

今の時代にこういう働き方をなかなかオススメはしにくいですが、僕個人としてはこうして無茶して働いた経験が血肉となっているのは間違いないと思っています。

ひるがえって今の国連での仕事は、定時より前に帰るのは当たり前。仕事よりも自分の人生や家族が大事という価値観なので、まったく真逆の生活を送っているなあと感じます。

どちらが良いかという二元論的な考えではなく、人生のフェーズに合った働き方や価値観があるんだろうなと思っています。新卒でスタートアップで働いてから今までは、猪突猛進、全身全霊な働き方で駆け抜けてきましたが、国連で働く今は、ちょっぴりスローダウンして、人生をしっかり噛み締めながら働いていこうという気持ちが芽生えてきた気がしています。

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【お知らせ】
「新米国連職員のぱにゃにゃん日記」の公式サイトができました!これまでの30本のマンガ連載はこちらにも随時アップされていきますので、ぜひチェックしてみてください。


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このマンガ連載は、マンガ家の織田博子さんにご協力いただいております。織田さんのプロフィールはこちら!