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[ラグビー]極私的・TOKYO2020の7人制ラグビー予選プール別雑感その1/基本編

■TOKYO2020まであと14日

色々な議論はあるものの、目前に迫ってきた東京オリンピック。
残念ながら、1都3県は無観客開催が決まってしまいましたが、アスリートの皆さんの活躍を期待しています。

個人的に注目しているのが、そう、「ラグビー」。
2019年のワールドカップのラグビー日本代表の活躍は記憶に新しいですが、あちらは15人制。
対して、オリンピック競技は7人制、通称「セブンズ」です。

■「セブンズ」の特徴とは?

セブンズの特徴は以下の通り。
 ・一度にフィールドでプレーできるのは7人
 ・ピッチの広さは15人制と同じ(!)
 ・前後半7分ハーフ、ハーフタイムは2分以内

一番の特徴は「15人制と同じフィールドなのに、人数は半分以下」ということ。
「究極の鬼ごっこ」とも呼ばれるように、あの広いピッチを駆け回り続ける驚異的なフィットネスが必要になります。
また試合登録人数が少ないため、1人の選手がいろんなポジションをこなせることも求められます。

なおオリンピック限定の特別ルールとして、以下の措置が取られています。

・13th Playerもオリンピックでいつでもプレー可能
・試合登録人数は12人だが、毎試合13人の中から選ぶことができる
・14th&15th Playerは、負傷者が出た場合試合日2日前までに追加登録が可能

■オリンピックでのラグビー競技

7人制ラグビーは2016年のリオオリンピックから採用。
東京オリンピックの出場国は12か国。
日本は開催国ということで、自動的に出場枠を獲得。
これにより、男女ともアジアから2か国が出場となっています。

■出場国および予選プールについて

東京オリンピックでの男女プール分けは以下の通り。

男子:
POOL A:ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチン、韓国
POOL B:フィジー、英国、カナダ、日本
POOL C:南アフリカ、アメリカ、ケニア、アイルランド

女子:
POOL A:ニュージーランド、英国、ロシア、ケニア
POOL B:カナダ、フランス、フィジー、ブラジル
POOL C:オーストラリア、米国、中国、日本

前置きはこれくらいにして、次回は男子の予選プールについての雑感を、プール別に書いてみたいと思います。

ではまた次回!