雨の日のポイント練習のススメ

雨の日、走らない人が大半と思いますが、雨の日こそポイント練習をすべき(ジョグではない)と考えています。

レース本番への対応

レース本番の天気は雨になることもあります。そのような状況に対応するため。知識として知っていても、やはり自分で体感して分かっているのとでは全然違います。

濡れた路面

濡れた路面は滑りやすいです。その感覚を養えます。
同じアスファルトでも滑りにくさは違います。水が溜まっていて粘土質の土があると滑りやすかったりもします。
タイルは滑るものが多いです。
あと白線の上、マンホールの上も滑りやすい。
そういう滑りやすい路面を把握しているのとしていないのとでは全然違います。そういう場所を避けたり、その場所では注意深く走ることができます。
私はフォアフットですが、接地面が少なく滑りやすい走り方なので、そういう滑りやすいとこではフラットでついて走ります。
また、シューズのアウトソールによっても滑りやすさはかなり違い、私の中ではメタスピード系かミズノのG3ソールが滑りにくい感覚があります。

重くなる

走りにつれ服装が水分を含み、どんどん重くなります。シューズもそう。そのあたりの重くなる感覚を知っておくこと。
本番はビニールを被りますが、練習時はあえてそこまでしないです。

あと、雨が顔にあたった状態では走れないので帽子は必須であることはよくわかります。

体が冷える

体が濡れて特に風にあたると、体が冷えます。私はめったに足をつることはないのですが、雨のレース後に下半身全部がつったことがあります。ということもあるので、体が冷えても走ることに慣れておくべきと思います。

雨の日の注意点

スピード練習はしない

2つ理由があります。
1つめは滑りやすいから。スピードを上げて走るほど、接地面が小さく(より前による)なったり、地面を強くけったり、回転が速くなるので。
2つめはスピード練習はレスト区間がありますが、その間に体が冷えるため。逆にいうと、ある程度の負荷がかかった状態で走り続けないと冷えるので、ペースを落とさない強制力が働きます。そういう意味でも雨の日のペース走(私はよく峠走をやります)は、適していると思います。

寒すぎ、降り過ぎではしない

10度以下もしくは、ザザぶり(5ミリ以上の雨)ではやらないほうがいいと思ってます。この数字に関しては個人差があるかもしれませんが、10度以上の数ミリ程度の雨であれば、走り始めてしばらく経てば寒さは感じなくなります。
10度以下だと、体冷えすぎて、風邪をひくリスクがあがります。
5ミリ以上の雨だと、、視界が悪すぎたり路面が荒れていて走り辛い。レース本番でここまでの条件になることはそうないので(70回程度走ってますが、ないです。)、ここまではやらなくて良いと思います。

逆にいうと、梅雨から夏場は、暑さが超苦手なので、雨の日を好んで走っていたりします。

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