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キャッシュレス一択

会社の近くでランチを取ろうとすると、いまだに現金のみ決済可能の店がある。今朝も用事があってタクシーを利用しようとしたところ、最初につかまったタクシーは現金のみ可とのことだった。現金の持ち合わせがなかったのですみませんと言って別のタクシーを探したが、やっぱりこのモヤモヤはいつも同じ鮮度でやってくるものらしい。

もちろんキャッシュレス決済を導入する場合、導入コストやランニングコストがある程度かかることは理解しているつもりだが、このような非効率な事業者は、おのずとほかの同業者や産業自体にも負の影響を与えている。残念ながら、特にネガティブな印象やイメージは波及効果が強く、十把一絡げに見られてしまう傾向がある。更に言えば、生産性が低い業界というイメージが低賃金であるというイメージにつながり、優秀人事材の獲得を阻む。そしてそのことからイノベーションが起きずという悪循環になってしまう。

事業者が多くの利益を生むということ自体、他者の生産性を上げることを言いきってしまってもよいかもしれない。GAFA、ネットフリックス、セールフォースドットコムなどの大成功の理由は、私たち消費者(利用者・使用者)の生産性を爆上げしたからにほかならない。消費者の効率を上げることが、次のレベルの消費活動を生み出し、それを満たすようにイノベーションが起きて社会が変わるので、その原理に当てはまることのない事業者は原則市場からの退出を余儀なくされる。つまるところ、マクロな観測もミクロな活動の集積でしかないので、やっぱり少しづつでもキャッシュレス決済は普及してほしい。


#キャッシュレス #生産性 #GAFA #Netflix

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