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英語は耳から学ぶべし ってほんと?→A:It doesn't matter.(雑記)

おととい英語学習についての記事を書きました。

つまるところ英語は単なるコミュニケーションツールであるため、そこまで時間やお金をかけて深追いする必要はないと考えています。

とはいえ、ある程度のレベルにならないと心理的なハードルを感じて外国人と交流できない方もおられると思います。自分もそうだったので気持ちは痛いほどわかります

ではこれから学習を進める人は何からすべきでしょうか。一歩目という意味ではこれは間違いなく単語と文法の習得です。中学レベルで十分なので、これを毎日少しずつ復習してください。

そして大方終わったら、ひたすらリスニングします。ただここで念のためお伝えしたいのは、ひたすら洋楽を聴いたり映画を見たりするだけでは一切上達はしないということです。自分も最初はそれでできるような気になっていましたが、この方法では一部のスーパー聴覚能力者を除いて絶対に上達はしません。

音、言葉、そのもののイメージが全部並列で繋がるとき、人は聴き取れたといいます。ここめちゃくちゃ大事です。そしてこれを必ず2挙動であると理解をしてください。例えば①アップルと聞こえた音が頭のなかでappleになり、②赤くて丸い果物のイメージに変換されたとき、聞き取りによって理解ができたということができます。そしてこれが単語のみならず熟語や文章でも行われます。

ここから大事な話が続きます。上記①までは、多くの人がかなり早い段階で到達できます。努力すれば必ずできます。(このイメージを説明するため、下にYouTube動画を張っておきました。見てもらえれば言わんとしていることはわかってもらえるはずです。)ただ問題は②なんです。①:つまり頭の中で文字化ができても、意味が分からないことがたくさん出てくるんです。もちろんこれを防ぐために単語と文法の訓練をするのですが、絶対にカバーしきれません。一つ例を出しましょう。例えば `It doesn't matter.` 直訳すると「それはマターしない」。ここでのマターは問題となる、重要となるという一般動詞なので、「それは問題じゃない」となります。まぁこれは許してあげましょう。二つ目は同じ無生物主語の文`It's none of your business.` 直訳すると「それはあなたのビジネスの無」となりますよね。意味わかりません。結果これは「余計なお世話だ」とか「お前関係ないだろ」的な意味になります。つまり文法と単語の知識だけで、ここまではっきり訳すのには限界があります。話が長くなりましたがポイントは、ネイティブも言葉なんてものはニュアンスで使っているのです。政治家が国会答弁で使う言葉も女子高生のギャル語も所詮はニュアンスで成立しています。通常この女子高生が家に帰ってきて政治家であるお父さんに向かってギャル語で話さないですよね?ニュアンスがどれくらい伝わるかなんてみんな知っていて、文脈を通して話をしているからなんです。

話が逸れましたが結論としては、英語を学ぶ際に重要なことはこのニュアンスを身に着けておくこと。そしれそれは多くの場面でしっかり聴きとった上で一つ一つ自分なりに意味を理解していくほかに方法がありません。そして自分でも口に出して人に話して伝わったか伝わらなかったかの反応を見て学習していくほかないのです。

一気に胃もたれしてきますね。

いずれにしてもしっかり学ぼうとすれば時間はかかります。でも本質を理解すれば近道ができます。

参考になったらうれしいです。スキお待ちしています。

Have a good night ! (夜を持ったことがない私でもニュアンスは分かります)



#英語 #学習 #リスニング #ギャル語

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