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のらりくらり雑記(モンシロチョウとの日々編)


皆さん、こんばんは( ΦωΦ )


朝から雨だが、その分ちょっとヒンヤリして気温的には過ごしやすい土曜日でした。

明日は晴れて夏日となるようだが、いよいよ夏らしい夏の始まりである。

今年の関西の梅雨明けはいつ頃かな🤔



ところで今夜はモンシロチョウの話題を雑記的に綴ろうと思うのだが、「じゆうな木」さんが書いておられた素敵な記事に触発され(記事リンク貼りに失敗しました😥)

「せや、僕も蝶の話書こ...φ(ΦωΦ  )」

と思ったのでありました😁🦋




ひと月半...いや、もう少し前の出来事だったろうか。

ある日産直で買っていた水菜を冷蔵庫から取り出し、キッチンの流しで洗っていた時の事である。

ふと横を見ると、ヨチヨチと青虫が壁を登ろうとしている最中であった🐛


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「これはモンシローやな( ΦωΦ )!」

と捕獲したのだが、水菜についていると知らず今まで冷蔵庫に入れられてた...わりに、元気いっぱいな感じで一安心。

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挨拶にウンチョスを一つ賜りました😂



「こうしてはおれん( `・ω・)!」

とモンシローをベランダに連れ出したのだが、モンシロチョウの幼虫が食べる植物はアブラナ科である。

ベランダにアブラナ科のロシアンケールがあるので、とりあえずその上に移動させてみたのだが...。

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何故なのか、このモンシローはケールがあまり好みでないようで、観察していると葉から降りて困ったようにウロウロしていた。


仕方がないので先程の水菜を束ねたものを水に挿し、そこにモンシローを放った。

ソレッ( ΦωΦ )⊃⌒  🐛

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実はケールに放った後、キッチンで残りの水菜を洗っていたのだが、結局5匹もモンシロチョウの幼虫が出てきたのだΣ(ΦωΦ)

吾輩が買ったのは水菜ではなく、もはや「モンシロチョウ飼育セット」ではないのか?という気がしたものである😑🐛😂


全員捕まえて水菜に放ったのだが、問題は水菜の鮮度である。

とりあえず一晩このまま様子を見てみる事にしたのだった🌃




翌朝、やはり水菜はしんなりして餌にするには難しい状態であった😥

そこでダンボールと水切りネットで簡易ハウスを作り、冷蔵庫にあったアブラナ科のキャベツを入れてセッティング。

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隅っこには、乾燥予防に濡らしたキッチンペーパーをラップに包んで設置しておいた。

そして水菜からモンシローたちを集めて放って完了(引越しの多い人生を送る幼虫たちである)。



壁を登っていた①号が一番立派だった。

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キャベツの他にハクサイでもいいと思うが、農薬の事を考えると(薬品の種類にもよるだろうが)、内側の葉の方が彼らにとって安心度が高いのではないかと思う🤔


水菜で育っていた頃、彼らのウンチョスの色は濃かったのだが、キャベツに変えてからはキャベツらしい柔らかな色に変化。

因みに、紫キャベツをあげると青~紫になるそうな。

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...①号はとにかく快便であった😂



ここで時系列を無視し、先に残念なお知らせを挟みたいと思うのだが、結論として無事に羽化出来たのは①号だけだった😢


青虫の状態で急に弱ったり、サナギになる途中に力尽きたり、また羽化手前までいって駄目だった個体もいた...。

自然界では無事羽化出来る確率は1/100らしいし、嫌われがちな芋虫たちだが、ちんまりした体、しかも裸一貫で危険がいっぱいな人生を果敢に歩んでいるのである🐛✨




さて、ついに①号にサナギ支度を始める日がやってきた。

サナギになる前は移動しながら場所探しをするのだが、箱の中は狭いし、ちょっと好きにウロウロしてもらう事に。

放牧( ̄m ̄)プ

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箱から出て棚の上を歩いていた。


しかし気に入る場所が無いのか、同じ場所を往復したりしていた。

こちらとしては、この際どこでサナギになってもらっても構わないが、①号が選んだ場所は確認しておきたい。

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知らずにうっかり物を置いたり移動させてしまったり、そんな危険を与えてしまう可能性もあるわけだ。


それに吾輩もいつまでもモンシローをつけ回してもいられない(笑)(´ΦωΦ)

なので差し出した小物に登ってもらい、その小物をハウスに入れてネットを被せておいたのだった。


結果的に、ハウスに戻ってわりとすぐに隅っこで大人しくなり、そこをサナギになる場所と決めたようだったε-( ΦωΦ  )ホッ

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その後無事にサナギに。


サナギ前の移動だが、モンシロチョウはそんなに激しくないのだろうか?

今迄の経験上、クロアゲハが一番活発だった気がする。



余談だが、この頃ベランダのミツバの鉢からはラブリーなキノコが現れていた🍄

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残念ながらお亡くなりになった諸君だが、吾輩はミツバや他の鉢に埋葬したのでありました🙏



サナギ観察🧐

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撮り忘れていたが、羽化が近くなると側面から羽が確認できるようになるのだ。

この①号はサナギ場所のダンボールに合わせ、サナギの色を薄めにしたようだった。


芋虫の脳は小さいが、方向感覚や仲間の認識などしっかりしており、人間が思っているよりとても賢いらしい。

実際、以前飼っていたキアゲハの幼虫がちょっと凄くて、色々トラブルを乗り越えたり、また吾輩の事をちゃんと認識していたし、個人的にちょっと特別な芋虫だった。

結果的に市販野菜の農薬が原因でお亡くなりになられたのだが、吾輩は未だ心の深いところでは立ち直れずにいる。

吾輩は小さな通夜をし、セロームさんの鉢に埋葬したのであった👼🕯


たった芋虫一匹で...と思う人も世の中には大勢いるだろうが、吾輩は逆に、

「そうですけど。...何か( ΦωΦ )ん?」

と返したいのでござった(誰やねん)👾😏




さて、そんな過去もあり、とにかく①号には無事羽化してもらいたかったのだが、

(多分、明日やろな...)

と思っていた翌朝、ハウスを確認すると既に羽化されておられたのでしたΣ(ΦωΦ)🦋

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㊗️羽化🎉


そっとネットを外し、指先に移動してもらう。

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モンシロチョウのエネルギーは大変ソフトだが、目はアゲハよりキリッとしている。

小型のシジミチョウだが、モンシロチョウより更にキリッとクールな雰囲気があります( •̀ _•́ )✧



室内に柔らかな朝陽が射していたので、初めての朝陽を感じていただきました🌄

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チョウは芋虫の頃の記憶をもつと聞いた事があるが、①号は

(あ、この人...キャベツくれたり、ウンチョスを片付けてた人やな?)

と思っただろうか。

...多分思ってないと思うが😂




外は風も穏やかだったし、ローズマリーのマリーさんにお任せする事にした。

「マリーさん、よろしく頼むよ( ΦωΦ  )」

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虫たちって、チラ見したりして案外表情豊かにも感じられるところがユニーク😁




ところがしばらくして、スズメなど野鳥の皆さんが元気にさえずり始めたのだが、よく考えたら鳥たちから丸見えの場所に一号を置いてきたと気付いた=͟͟͞͞(๑º ロ º๑)


で、ベランダの壁で死角になるセージに移動してもらった。

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何か安定が悪そうだったから葉を押さえていたのだが、一号はUターンして吾輩の腕に戻ってきたのだった😂

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しかし、ちょっとしてまたセージに戻ってもらった😁

「気を付けてゆくのだよ...( ΦωΦ )」

と、何もしてやれないのでお守り代わりにマハー・マントラを唱えておいた。

...①号も、マニアックな家で羽化してしまったものである😂

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大体一時間くらいで飛び立つようだが、①号はわりとゆっくりしており、用事をしながら時々姿を確認していたが、二時間半はベランダに滞在してくれていた。

気付いたら居なくなっていたが、冒険の始まりの瞬間を見届けたくもあったな( ˙꒳​˙  ).。oO



         🦋



ま、そんなモンシロチョウとご一緒した日々の記録でした。

彼らの寿命は1~2週間らしいのだが、羽化して二日後にモンシローにとって初めての雨が降り、元気にやっているかなと思いながら雨粒を眺めていたものだ。


今でも野花の周りをふわふわと飛ぶモンシロチョウを目にすると、あの①号のことを思い出し、少し懐かしく感じるのであった。

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Adiós ( ΦωΦ )ノ