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夏野菜バトル -完-

台風が通り過ぎたら秋が来た。
やったー!!
秋が1番好き。
なんか年々短くなってる気がするけど、ついに秋が来た。

今年の夏は毎日徒歩で通勤して、職場に着くと同時に、もう帰ってお風呂入りたいなと思いながら仕事した。
秋が来たから、通勤がお散歩になった。うっかり出発時間が遅れて早歩きしても汗かかない。最高。そしてこうやってだんだん出勤時間が遅くなっていく。これは困る。
でも、まぁいっか、秋だし。

そんなわけで秋が来たので、今年の夏野菜との戦いを振り返ろうと思う。
なんていうか、備忘録として。

最強の敵 きゅうり

まず日持ちしない。
これだけでもう強敵だ。
育てたことないから知らんかったけど、きゅうりって一晩でめちゃくちゃ育つらしい。
だからいい感じの大きさのきゅうりは、いい感じのときに収穫しなければいけない。いい感じのきゅうりがたくさんあっても、明日の夜に持ち越すことはできない。お化けきゅうりに進化してしまう。ということで、いい感じのきゅうりを一度にたくさんもらう。いくらいい感じとは言え、大量に食べるには限度がある。

我が家の定番きゅうりはこの3つ。

1.塩昆布とごま油をかけて食べる
定番のあれ。絶対においしい。手間のかからなさも、ついでの1品として強い。
わたしはガサツなので、いつも塩昆布とごま油の量が適当だけど、ガサツさを無にするほどおいしい。週に3回は食べたんじゃないだろうか。たぶん来年の夏までもう食べない。

2.塩かもろみかマヨネーズで食べる
もう何もしたくないけど、きゅうりが傷みそうなときにする。切るだけ。
切ったから好きなもん付けて食べてくださいスタイル。だいたい塩以外を選らぶ。なんでかっていうと塩昆布もいい加減飽きたな…と思ったときにやるから。

3.佃煮にする
日中に時間があって、なおかつやる気があるときに大量に作る。
わたしの祖母からと、夫の祖父からと、ほぼ同じタイミングできゅうりをもらうことがけっこうあった。これはもう本当に大変なことなのだ。それぞれが10本近くくれるんだから、どう考えたって食べきれない。というか野菜室にも入らん。

レシピはこれ。

簡単に作れるんだけど、水分なくなるまでがちょっと長い。


刺客 トマト

なんで刺客かというとトマトが嫌いだからなんだけど。
今年の夏にわかったのは、火を通せば食べられるということ。
まぁ希望としては原形をとどめていないほうが望ましくはあるけど。

これもわたしの戦いの成果を残そうと思う。そう、備忘録。

1.カレー
もうトマトはカレーにするに限る。トマトの苦手なところが全部消える。
以上!!!

2.トマト入りゴーヤチャンプルー
レシピはこれ。

これの何が素晴らしいかというと、絶対に常備してある卵と、これまた大量にもらうゴーヤで作れるところ。
もちろん、もらわなかったら作らなかったレシピぶっちぎりの1位。
食わねばならぬから作るのだ。(最低)
あとお肉入れなくていいから、副菜として使い勝手がいい。
トマト嫌いとしては、トマトをレシピより加熱したい。でも加熱しすぎるとトマトの水分が出てべちょっとなる。トマトを早めにフライパンに入れると、ゴーヤより先にトマトに火が通り過ぎてしまう。
まったく料理とは奥が深いものだわ。(たぶんそういうことじゃない)

3.夫のサラダに引くほどのせる
1番簡単で、1番大量消費できる方法がこれ。
サラダの彩りもよくなって最高。わたしは彩りよりも味。生のトマトは無理だ。

おまけ トマトソース
わたしは兵四郎が大好き。

これは本当に最強のソース。
わたしのnoteには、なにひとつ役立つことは書いてないけど、これだけは本当に試してほしい。
これを作ったら料理がめちゃくちゃ上手な気分になる。最高。
ただだしパックを入れるから、4人分以下での作り方がわからない。
2人しかいないのに、いつもソースが4人分になる。
でも冷凍して時を止めるから大丈夫。2人分しかいらなくても、安心して4人分作ってね🍅

トマトソースを冷凍したのか、トマトペーストを冷凍したのか分からなくならないようにお気をつけて。(1回やった)


もしかして味方 ゴーヤ

今年は本当にたくさんゴーヤを食べた。
なので去年よりも栄養状態がいいと思う。わたしの。
なんの栄養がたくさんだったかは忘れたけど、とにかくこの夏はゴーヤの栄養をたくさん摂った。

そして備忘録。

1.からあげ
我大分県民、鶏肉以外でもからあげを愛してやまない。

わたしも作ったけど、夫をおだてて何回か作ってもらった。
普段料理をしないから、計量がめちゃくちゃ丁寧だった。
自分も料理できる感を出されて、ほかのおかず数種類も同時進行で作って、いただきますで揃えてから言えよという理不尽な苛立ちを感じた。なにも言わなかったからほめてほしい。ゴーヤ切ったのわたしやぞ。つけて揚げるだけってとこまで準備したったやないか。
話がそれたけど、これはおいしくていい。あ、ビールくださーいってなる。

2.とりあえず佃煮
なんでもからあげと佃煮にする女みたいだけど、ゴーヤも佃煮がおいしい。

これはきゅうりとちがって水分があまり出ないのでさっと作れる。それもまた良い。

ツナと和える、みたいなレシピもあったけど、苦かったら食べたくないから試さず。
苦味はそれを上回る味付けで殺していこうな!というスタンス。

定番のゴーヤチャンプルーも作った。
これはスーパーでタレを買った。
レシピを検索したら調味料いっぱい混ぜなきゃいけなくて、なんかそこまでして食べたくない!みたいな謎に反抗する気持ちが沸き上がって。
簡単でおいしいは正義。


ほかにもかぼちゃ、おくら、なす、大葉などなど、たくさん野菜をもらった。
この夏に買った野菜、レタスともやしだけだと思う。
なんだよ食べきれるわけないだろ面倒だな~と思ったこともあるけど、ドケチ根性による絶対に捨てない!!!という決意のもと奮闘した。
冷蔵庫がだんだん空っぽになるのがうれしかった。
きゅうりとゴーヤを食べきったとき、あぁ夏が終わるなぁと思った。
こういう季節の感じ方は初めてかもしれない。
主婦らしくて楽しい。

秋はなんの野菜と戦うだろうか。

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