演奏会を聴きに行った話

前段の話

昨年末から演奏会を色々聴きに行ってるのですが
思ったことを備忘録的に、と思って
古いアカウントを引っ張り出しました笑
(パンの話がしたかったらしい)


まず結論としてはいい取り組みだった(現在進行形)!というところです。

元々、年々色々オケに乗せてもらいながらも中々自分でききにいく機会が少なくて
多分あんまり重視もしてなかったんですけど
ふと、あんまり色んな音聴けなくなってるなーと思った所が始まりで。
贅沢脳なのか、行くならS席!絶対!という自分の思い込みを外してとってもいい席から初P席まで。

一応今のところ
自分の本番1
聴きに行った演奏会5
ということでまあまあ主旨に則った活動が出来ているかなという。

席の違いについて

これは敢えて言うことでも無いんだけれど
聴きに行く、という意味においては確実に高い席がいいです笑

音圧だったり、全体的なバランスがここ目指してつくられてる!というのがわかるので。
高い席って高いだけあるなと知れただけでもまずは良かった笑

ですがまあ私の本来の目的とすると
以外と後ろの方の席の方がオケ全体の動きが視界に入ったり
P席とかって指揮者の指示とそれに対する応え?が割と見やすかったり
曲じゃなくてオケを聴く目的ならそれはそれでありでした。コスパ良いし。
安い席でオペラグラスが割とコスト含めた最適解な気がします今のところ。

オペラとかはやっぱり出来れば高い席がいいかな。
オケは曲や目的に応じて。
という感じでやっていく所存です。

後ろのプルトってどうなのさ

色々聴いている中で割と収穫だったのが
弦の後ろの方のプルトの動き(弾き方?)です。

プロのオケでも、後ろまでピシーっと統制が取れているオケもあれば、
2プル位までは最高!でも折り返しのおじちゃんいま明らか端折りましたね?
とかっていうオケもあって。
あんまり弾く時気にしてなかったのですが以外と客席から見るとわかってしまうものだなーとどきりとしました。
正解はわからんけど後ろまでしっかり弾いてる方がいいんだろうし、個人的にはむしろ後ろの方からガンガン鳴ってるオケが素敵だなと思います。

聴くと弾くとは、、、(要練習)

という訳で自分もオケのtuttiでは
後ろの方のプルトの時は前の人達を見ながらちゃんと色々掴んでだな、、、

と思って(思ってはいる)練習参加したりもしてるんですが
全然弾けてなくてそれどころじゃないというのが恥ずかしい話現状で泣ける。
まあまだ時間もあったり無かったりなので本番では少しでもやりたい事を実現出来るように改めて普段の練習をしたいなと思いました。
最近凄く音程悪いのでそれも直したい。

さりとて老害社会人は考える

そういう訳で
前の方で弾くのも凄く楽しいけど
後ろの方のプルトもやりがいみたいなのは結構あるよねと思ったりします。
2ndの後ろの方だと弦の動きを木管に伝えるぞ〜ってなったりするし、
1stの後ろは単純に遅れるとダサいしHrと木管と弦に挟まれる中でどうしようみたいなのも割と楽しいです。

何となく自分がそこの場所で何が出来るか考えてみるみたいなことが出来るのは弦楽器の楽しい所かなあと思ったり。たり。

とか思う中で、
仕事柄メンバーとの面談も多いのですが
最近、楽しく仕事したいけと今のチームは〜とか
やりがいがないとか
分かりやすく言うとそういう話をされることが凄く増えたなと感じています。

勿論環境づくりや、その子に期待する部分を伝えるのは管理職の役割だと思うんですが
根本、プルトの話じゃないけど
楽しいとかやりがいとかって与えて貰うものじゃなくて自分で見つけていくものなんじゃないんですかねーーーと思ってしまう自分もいます!言わないけど笑
是非オケの皆様の意見を賜りたい。

やりたいことまとめ

話は戻って自分が弾く時の話
個人的には指揮者やTOPの人達の音楽をちゃんと掴めるようにすること
色んな楽器の音を聴けるようにすること
が出来たらいいなと思います。

後者についてはなんとなく、
この曲のこのパートはこの人だなーというのを確認しながら
今日はここが素敵だなとか、いつもと違うなとか
そういうのを少しずつですが毎回貯めて行ってます。

せっかく色んな素敵な奏者の皆さんと一緒に演奏出来るのに自分の事で精一杯だと勿体ない!というのが割と自論です。
私事ですが家人が全く正反対の音域の楽器で
関わり始めた当初、彼の音を聴こうとすると、間にある色んな楽器の音が飛び込んできて、オーケストラってこんなに沢山楽器があるのねーなんて感動したことが今も記憶に残っていたりするので有難い話だねこれは!

これは周りの人に話すと、賛否両論なんですが笑
同じオケに乗ってるときは練習後に必ず今日の感想を伝えてます。ここの練習番号のところ2回目吹き方違ったね〜とか、個人的にここはもう少し大きく欲しいとか。
ここは前より良くなっててバストロとも合っててよかった!とかとか。
言われるの嫌な人も多いかなと思うんですが家人は概ね好意的に受け取って下さってる模様。これも有難い話。

室内楽の話

さて、ここまではオケのことと仕事の愚痴
でしたが最後にもう少し小さい話。

たまたまヴァイオリンソナタの演奏会のチケットをいただいて聴いてきて
演奏も素晴らしくて素敵だったのですが(ベートーヴェンのソナタはヴァイオリンはもちろんピアノもお気に入りです)

改めて室内楽いいなーーー!!と思った次第です。

プロの方なので当然ですが
オケの中で弾くでもなく、協奏曲でオケ伴で弾くでもなく
1番自分がやりたいことを表現出来るし、見えてしまうというか。

ベートーヴェンのソナタは流石に超名曲ですし
自分も弾いた事もあったので
こここういう風に弾くんだ!!みたいな驚きもとても多かったです。

日々、自分のやりたい事がしっかり演奏に出てる(感じられる)人が好き!!
と公言してるんですがここに極まれり。と。

そういう意味でぼんやりアンサンブルやソロもやりたいなあと思っていた気持ちがすごく強くなりました。

オケやってると聴きに行くと言ってもオケ(か趣味のオペラ)が第一候補になってたのは抜け穴(っていう使い方が合っているのかはわからん)でした。

そういえば小学校とかの頃親が連れて行ってくれた演奏会ってオケより室内楽やソロのリサイタルが多かったよねとふと思い出した日でした。
にしてもサントリーの本当にいい席で聴かせていただいて有難い限りでした感謝!!

おわりに


なんとなく備忘録で残したくてつらつらやってたら簡単なレポートみたいな文字数になってしまいました、、、
流石にSNSどーーんと大量投下するのは気が引けたので
昔のアカウントを引っ張り出してみましたが。

せっかく引っ張り出したので、
聴きに行った演奏会の感想も1文くらいでまとめて別に載せようかなと思うけれど
面倒くさがりなので多分やらんと思います笑

おしまい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?