山口遼

サッカーの指導者やってます/現在フリー/東京大学ア式蹴球部/東京ユナイテッドFC/鹿島…

山口遼

サッカーの指導者やってます/現在フリー/東京大学ア式蹴球部/東京ユナイテッドFC/鹿島アントラーズつくばJY/鹿島アントラーズユース/お仕事の依頼などはDMかこちらから ryo.footballcoach@gmail.com

最近の記事

東大サッカー部の運営にティール組織を導入した話③

ここまで2つの記事で、ティール組織導入の経緯やその収穫について書いてきましたが、一方で上手くいかなかったこともありました。 むしろ、今回の特集の主題はむしろこの上手くいかなかったことにあります。 ここで挙げる課題や反省は、ひとつひとつがズッシリ重たく私の心の中に残っています。 ここまで挙げてきた数多くの収穫やメリットをもってしても、一連の組織改革を自信をもって大成功したとは言い切れない理由もそこにあります。 ですが、なんとなくはうまくいった中での反省点を振り返るからこそ、

    • 東大サッカー部の運営に「ティール組織」を導入した話②

      前回ですが、東大サッカー部にティール組織を導入した話、と言いながら導入するまでの話で終わってしまいましたが笑、今回こそは導入してどうだったのかについて話します。 まずは導入して良かったことについて書きたいと思います。 私は指導者として3年目だった昨シーズンにティール組織を導入し、1年間組織の中で組織が変化していく様子を見てきました。 チームを離れた今シーズンは、コロナ禍なども影響して残念ながら近い距離でウォッチできていないのですが、私が知る限りは引き続きティール組織のフレー

      • 東大サッカー部の運営に「ティール組織」を導入した話①

        前回は「サッカー指導者にも関わらずサッカーのことは何も書きません」という珍妙な宣言をしただけだったので、流石にひとつくらいは中身のある記事を速やかに投稿しておこうと思います。 ADHD治療のおかげで、最近すこぶる早く作業が進みます、科学の力は本当に偉大ですね。 去年まで3年間、東大サッカー部(正式名称は東京大学ア式蹴球部と言います、以下ア式と表記)の監督をやっていました。 最初の2年間は一応肩書きは別だったんですが、実務上は完全に監督だったので、まあそういうことです。 ア

        • なぜサッカー指導者が組織論やコンピテンシーについての記事を書くのか

          皆さん、はじめまして!山口遼と申します。 この記事をご覧になっているのは、もともと私のことをご存知の方が多いかもしれませんが、一応簡単な自己紹介をしておきます。 現在私はサッカーの指導者をしております。 鹿島アントラーズのジュニアユース→ユースときて、一度サッカーを辞めて東京大学に進学、東大サッカー部で選手に復帰するもその後指導者に転身し実質的な監督を3年務めた、という少し特殊なキャリアを今日まで歩いてきました。 今年はフリーで活動しておりますが、これだけ時間的に自由の利

        東大サッカー部の運営にティール組織を導入した話③

        • 東大サッカー部の運営に「ティール組織」を導入した話②

        • 東大サッカー部の運営に「ティール組織」を導入した話①

        • なぜサッカー指導者が組織論やコンピテンシーについての記事を書くのか