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山梨県に太陽光発電設備を所有している事業者はご注意を!

今日は山梨県に設置された太陽光発電のトラブル事例をご紹介します。

山梨県甲斐市菖蒲沢地区で建設されているメガソーラーを巡り、県は太陽光発電施設の規制条例に違反しているとして、売電事業者に対し維持管理を徹底するよう今月4日付で勧告したようです。

山梨県では「山梨県太陽光発電施設の適正な設置及び維持管理に関する条例」を制定し、2021年10月から施行されました。

この条例により、県内に設置されている全ての野立て発電所(既設・新設を問わず)は、適切な維持管理計画の作成、公表、実施などが必要になります。

記事にある発電所は、この条例に違反しているとして勧告されたようです。

また、勧告を受けた後も是正されない場合、県は改善命令を出した上で、再生可能エネルギー特別措置法に基づき、事業者の認可取り消しを経済産業省に求めることができることになっているようです。

つまり最悪の場合、FITの売電権利取り消しの可能性が出てくるということですね。

適切な維持管理計画の作成、公表、実施はFIT法でも義務化されていますが、守られていないことが多いため、県として独自の対策を立てたのでしょう。

他の自治体でも同様の動きが広まるかもしれませんね。

山梨県に既設の設備を持っている事業者の方は、2022年6月30日までに、施設の届出や維持管理計画の作成および公表が義務化されているようですので、お気をつけください。

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