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LINEに入ると決めるまで~就活終わって~

みなさんこんにちは。

こんな若造の就活に関する文章なんて興味ない、っていう方も多いと思うんですが、自分の中で整理することとこれが役に立つかもしれない僅かな方々に向けて出来るだけ丁寧に自分の就活と思ったことを一旦書いておこうと思います。


自己紹介&就活の概要

今更すぎるんですが、自己紹介と軽く概要を書いておきます。

名前: 西村 遼
京都大学総合人間学部4年生(来月から5年生ですが、前期だけ休学して後期から復学して2020年に卒業します)
これから: 株式会社LINEのサービス企画職(PdM的な)として2020年4月から働きます。

自分の就活

2018年1月〜7月くらいまで、スペインのバルセロナ大学法学部に留学をしていて、帰ってきてから就活を始め、だいたい8ヶ月くらい細々と就活をしておりました。(今考えるとだいぶ長いなあ。)

(留学楽しかったなあ。友達少なかったけど。)

すっごくざっくりと、いくつかの時期に分けて書きます。


とにかく成長と(実態のわからない)裁量権を求めて頑張った時期

留学から帰ってきて、自分が就職活動の軸にしていたのはとにかく「若手のうちから裁量権があり、成長できること」でした。
今考えると、とっても浅いし、ぼんやりしているし、本質的でなかったなあと思います。笑

この時の思考回路としては、(早いうちに一人で稼げるようになって時間や場所に縛られない生き方をしたい!)→(じゃあ、若いうちから色々できて、自己成長ができる場所だ!)っていう超短絡的思考でした。

実際、自分のような層の学生にはウケがいいので、(実態が伴っているかは別として)そういう部分を前面に押し出す会社は増えてきていますね。
というわけで、そのような匂いを感じた会社のインターンは業界、規模関係なくとにかく申し込みまくりました。(半分くらい落ちたけど)
賛否両論あるかとは思いますが、夏インターンをこのような広い軸でとにかく行きまくったことは、自分にとってかなりプラスなことでした。

イケてて、かっこよくて、超優しい学生にたくさん会えたこと
活躍してる社会人の方からたくさんのことを聞けたこと、相談に乗ってもらえたこと
・単純にフレームワーク覚えたり、思考力と持久力つけれたこと

これは正直かなりでかいアドバンテージだったなあと思います。
あと、この時期は(思考力強いやつ、頭いいやつ=正義)だと思っていたので、かなり「冷たいやつ」で、「天狗」だったな〜と思います。

(ダサい。)

今考えると、俺が仕事する時こういう奴は嫌だし(笑)、自分はこれから人に寄り添って大事にできるビジネスパーソンになりたいな、と切実に思ってて、そのための人間力がまだまだ全然足りんな〜と感じるばかりです。

ちなみにこの時は、50〜100人くらいのスタートアップ・ベンチャーでバリバリ働くのがいいんじゃないかな〜って思ってました。


これでいいんだっけって思い始めた時期

こんな感じで夏休みはめっちゃ頑張ったんですが、秋くらいに「本当に自分って成長したいだけなんだっけ?」っていう疑問が湧き上がります。
「自分のために仕事するの?」とか、「そもそも成長を目的とした成長なんてあり得るの?」みたいな。

ほんで、めちゃくちゃ自己分析しました。自己分析しすぎて、癖になりました。しまいには「あれ、俺なんで今この音楽聞いてるんだろう?」とか「なんで今このコーヒー買ったんだろう?」っていうことまで考えるようになりました。末期です。(でも、めっちゃ大事だなーって思いました。笑)

そして、ちょうどこの時期、ライターの仕事とかちょっとしたwebページ作成の受託の案件をいただいて、「あ、俺、別に就職しなくても(なんとか)生きていけるな。」って思うようになりました。(ゆーても、月2〜3万だったけど、まあ毎日これやれば、新卒の初任給くらいはもらえるなって思った)

それでも、会社に所属して何か仕事をしたいってなった時に、自分が求めるのはなんだろうってなった時に、自分は(文章で書くと綺麗事になってしまって恥ずかしいけど)「なんか自分が頑張ったことで社会がちょっと良くなって欲しい、自分が存在した証をポジティブな形で残したい」って思ったんですね。

だから自分にとっては、働くことを通して「お金稼ぐ」とか「成長する」とかよりも、「より大きいことやって、社会になんか影響を与える」ことが大事なんだなーって認識することができました。
そうなった時に、やっぱり大事なのって


(自分がどういう社会を作りたいか)とか(その会社が作ろうとしてるビジョンに共感できるか)みたいな大きな話
・(そもそも社会を変えるだけのポテンシャルがその会社にあるかどうか)
(自分が価値を提供できるか)(周りの人のために進んで仕事ができるか)みたいな現実的な話


ここらへんで、まあ成長なんて一生懸命やれば結果的についてくるもんでしょ、くらいの認識になりました。(もちろん、企業の文化や制度の違いによって任される仕事は全く違ってくるとは思うけど)


絞り込んだ時期

そんな中で、企業を10社くらいに絞りました。この時には比較的大規模で、かつオープンな企業文化がある企業さん(いわゆるメガベンチャー?ちょっと違うところもあったけど)が多かったです。
企業分析は、社長のインタビュー見たり、IR読み込んだり、たくさんの人と話をさせていただいたり、色々して情報を集めました。が、最終的に決断をするのは自分だし、最後は直感的な部分も非常に頼りにしました。(もともそのような意思決定をするタイプだったので)

この時期は、本当にたくさんの方にお世話になり、悩みまくった中でできた経験っていうのは、これからも非常に活きてくると思います。というか、活かさないと時間を割いていただいた方に申し訳ないという気持ちです。

その中でもLINEさんのPMに決めた理由としては、


・会社のビジョンとかフェーズ/ポテンシャル
・PMという仕事の中で、できることがめっちゃ多いし、楽しそうだし、一方で難しそうで挑戦できそうだと思ったこと
文化とか雰囲気がめちゃくちゃ自分に合っていたこと(めちゃくちゃ感覚の話で頼りなく思われそう。自分の中では結構頼れる感覚。)

らへんです。(もっと書こうと思えば書けるんですが、ここではこのくらいで)


LINEさんでしたいこと

事業部とかも決まってないし、そもそも働くの1年後だし、今色々書くのはちょっとなーという気持ちですが、まずは未熟者として全部の機会を(楽しんで)、(一生懸命)、(誠実に)やりたいなーと思います。どんどん積極的に手を上げれるような人になりたいです。


就活をして思ったこと

就活を曲がりなりにも8ヶ月くらいして思ったことは以下のような点です。

就活なんて「しなければいけない」ことではないから気楽にやったほうがいい
→落ちたからって死ぬわけじゃない。でも、自分の人生のこと考えるいい機会だから「就活頑張る!」っていうより、「これからの自分の人生の身の振り方を一生懸命考える!」くらいの気持ちでやったほうが良い(かも)

・カッコいい大人多すぎ、自分そうなりたい
→かっこいい大人、めちゃくちゃ多かったです。自分もそうなりたいなって普通に思いました。でも、就活生っていう立場をうまく使ってくる大人にも(わずかですが)出会いました。こういうのなくなればいいのにと思いました。

・努力とか準備は報われる。でも、向き不向きあるし、運もある。
→就活において、気合い入れて準備して対策して、努力することは一定効果あるなって思いました。(自分は個人面接の質問と、それに対する自分の答えと、相手のFBを全部書き出してたらレポート3個分くらいの分量になりました。ある程度個人面接は言いたいことを言えるようになったなあと思いました。)
でも向き不向きあるし、運もあります。俺、ネクタイ結ぶのに1時間くらいかかるんですけど、多分身だしなみがすごくチェックされる就活をしてたら全くうまくいかなかったと思います。後、落ちるときは普通に落ちるなーって思いました。矛盾するようですが、頑張るのも大事だし、諦めるのも大事だなーってことかな、と。


ここら辺は、いっぱしの若造の意見なので、話半分で聞いてください。

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長くなってしまった!以上!駄文すいませんでした。

お世話になった方、ありがとうございました。お酒飲みに行きましょう。
なんか聞きたい方facecook/twitter(お気楽にどうぞ。)

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