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誰も傷つけずに怒る方法は簡単だった

突発的に怒ってしまう人、怒れない人

怒るって感情はもともと人間に備わっていて最近ではアンガーマネジメント等という言葉も出ているようですが、今日は「怒る」というテーマで書いていきたいと思います。
というのも私自身牛乳屋を8年間経営してきた中で、特にこの「怒る」というところには自分自身相当悩まされてきた訳です。
突発的に相手に怒るときもあれば、相手を気にして怒れないケースも。
ちゃんと指摘しなければ相手は改善しないので言わなければならないが言いづらい。そんなことを日々繰り返してきました。当然マネジメントをするようになった人が間違いなく壁にぶち当たるのがこのあたりの悩みだと思います。怒りを鎮める、コントロールする、やっぱり結構難しいわけですね。
だけどここ1,2年はかなりいい方法があって圧倒的に自分自身の変化も実感できたある結論を共有していきたいと思います。

解決策:「なぜ「怒りを感じたか」をただ伝えること。」

まさにこれにつきます。何か怒りを覚えた時で、且つ、相手に指摘する必要がある事象においては、例えば「今の〇〇〇という発言に気分を害した。」
とか、「笑顔が大切って何度も伝えているができていないので、嫌な気持ちになった。」と”なぜ自分が「怒りを感じたか」”という原因を相手に伝えることが重要です。

怒りを感じた際に、一旦考えて何故怒りを感じたのか?その原因は何か?を文言化して相手に伝える。これが自分にとっても相手にとっても効果的なんです。逆にそれをやらずにやってしまっていはいけないのが「反応」です。 反応をしてしまうと、「はあ!?何いってんの?」「ふざけんなよ!」という”相手を威圧してしまう発言”が出やすくなってしまうんですね。

このやり方のいいところというのは2つあります。

いいところその①「冷静に伝えやすい」

何故怒りを感じたかを伝えるように心がけると、その考える過程で自然と思考が切り替わり冷静さを仕組み的に備えることができます。 

いいところその②:「あくまでも主観を伝えているので、押し付けないから言いやすい」   

このやり方は、あくまでも「私はこう感じた」としか言っていないわけです。だから相手に押し付けない伝え方になります。だから、言いやすいし、相手から屁理屈を言われにくくなります。
屁理屈って何かというと、例えば「一般的に5分前までに会議室に入るのが常識だろ!」とか言われても、相手から「一般的ってなんですか?」と突っ込まれ論点がズレてしまい訳がわからない”ワケワカメ状態”に入ることがよくあります。これは相手が論理的な人であると結構起きる事象ですね・・

ただし、これはあくまでも個人の主観なので突っ込まれようがない。これが味噌なわけです。ただ自分の感想を話している、むしろ、口ずさんでいるレベルで伝えられる訳です。これが心理的ハードルを下げているんですね。

あとはこのやり方の肝となる伝えるタイミングだけは絶対に守って欲しいなと個人的に思っています。それは

伝えるタイミングは絶対に「すぐその場で」

これは大きく2つ理由があります。
1つ目は「自分が言いやすい時間帯であるから」
 時間が経つと、言われた相手のことを考え出して、こう言われたら気分を害するんじゃないか?とか、相手に伝えるまでにひたすら頭の片隅で悩み続ける訳です。こうなってしまうと全くの時間の無駄とストレスがかかるだけになってしまいます。やがて、伝えることが逃げる可能性もあります。その結果、相手に伝えられず繰り返し起きてしまうことになりかねない。。。そんな経験を私自身もしました。

2つ目は、「相手が因果関係が濃い状態で伝える必要があるから」
1週間後に「この前の〇〇の件だけど、僕はこの発言は良くないと思った」と伝えたところで、相手にとっては何のことだか紐付けようがなくなってしまうことがあります。つまり因果関係がようわからん!って状態になってむしろ「なんでこの人は今更こんな事を言うのか?」と相手に思われ、逆に変な関係になることもあるんですね。しかも刺さらない。刺さらないからまた繰り返してしまう、、、という悪循環になることもあります。これってどこかで同じ事象があったなと。それはこれだったんです。

いじめられた人は嫌な気持ちを忘れないが、
いじめた人は忘れやすい(むしろその意識すらない)

本当に似ているなと。嫌な気持ちを受けた側っていうのはかなりダメージがありますが、した側っていうのはそもそもそれが相手にとって嫌な気持ちにさせるかどうかすら思っていないわけです(もちろん例外はありますが)。
だからなおさら、より早く、その場で伝えることで相手にとってどの行動がどういう気持にさせて結果不愉快、ないしは、怒らせる原因を作らせたのか?ということを理解して貰う必要があるんですね。

怒りの原因を簡単に伝えられるとハッピーな人間関係に

仕事のストレスはほとんどが人間関係、というか人のストレスのほとんどと言っても過言ではありません。その主要なパイを占めるのがこの怒りという感情です。この怒りという感情をうまく転換して、「なんだこんな簡単に解消できるんだ」って軽くあしらえるハッピーライフにしていきましょう。

わたしのYoutubeチャンネルもぜひご覧頂ければ幸いです。
それではみなさんまた(^^)


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