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じぶんの文章ふりかえるとおもしろい

初期に書いた文章は、まあだれも読んでないだろう、安心、安心と思って、やりたい放題書いていたので、ここにきて「さすがにまずそうだから見返すか」。てことで見返しました。

で実際にふりかえってみると、やはりなんだこれって文章があったりして、さぞショックを受ける。。。。。。。。

かと思いきや、いや、全然、全然、そうではなくて、

「うっ、けっこうおもしろいじゃないか」

となっているのです。じ、自画自賛が激しすぎるのは承知なのですが、本当にそう思ってしまう事実は隠せません。

基本的に自分で読んだら楽しいだろうなあと思う文章を書いているので、そのせいもあるのかもしれませんが、

それどころか「えー、おもしろい」とか、ひとり口にして笑ってしまうのです。世も末の自己愛でしょうか。

ただこのおもしろさって「自分」という日常のキャラクター(文面と真逆)やバックグラウンドを知っているから、そのギャップなどをベースにおもしろいわけで、

そのバックグランドを知らないみなさんが読んだら、ぜんぜんおもしろくないということもありえます。というかあるでしょう。

だからほんとうは、わたしのことをぜんぜん知らない初めて読んだ人が「おもしろい」と思える文章を書くべきなのです。

が、どうにも、この他社視点の客観性をふまえつつ文章を書くのがたいへん難しくて、いつもひとりよがりの文章になっていしまいます。エッセイ、とくにわたしのようなゴリゴリの私小説風では難しいところです。

まあ、いわば、なかなか他者の視点で自分の文章を編集校閲できないのです。。

しかし本来はそうしたバックグラウンドやキャラクターなしでも、おもしろくかけるのがプロのエッセイストなんでしょう。が、わたしはプロのエッセイストではないので文章力が遠く及びません。

だけどまあ、そんなことを言っていたら継続できなくなるので、「まあいいや」って感じで開き直ります。

ふふふ、わたしが読んで楽しければ楽しいのです。独裁。

あとはまあ、とりあえず出してしまって後から修正すればいいのです。これが紙でしたら修正がやっかいですが、Webはすぐに修正できます。これがWebのいいところ。

まあでも、たまに「おもしろい」と言ってもらえるのはうれしいものですね。これほど励みになることはありません。だからなるべく私もおもしろい文章や気になる文章にはコメントを残したいと思っています。

それにしても「自分で書いた文章を読み返して自分でおもしろい」と思えるのは幸せなことですよね。ちょっとした恥じらいもあるものの、相当な愚か者のなせる技かもしれません。



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