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素人の私がAppleの広告写真に採用された話

このnoteで伝えたいことは、「発信、継続、残す」ことの大切さです。

「Shot on iPhone7」 広告写真に採用される

僕は2017年にAppleとお仕事をして、独占ライセンス契約をしました。世界中から選出された16名のフォトグラファーの中の1人になりました。

街でよく見かける「iPhoneで撮影」という看板の広告写真に掲載されました。 

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掲載されたのは日本はもちろん、ヨーロッパ、アジア、アメリカなど世界各地14か国。この各国の写真たちは全て世界中のInstagramの友人たちから送られてきたもの。

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なかでもインドはお気に入り。異国感のなかに自分の写真という違和感がとても面白い。スマホを持った民族衣装の女性。多数のバイクやオートリキシャ。砂埃が舞いそうな整備されてないカオスな道路。

なぜ採用されたか

なぜ僕の写真が採用されたか。Appleとの契約上詳しいことはお伝えできませんが、とにかく「発信すること」が重要だということ。そして「継続して、残していくこと」が大切です。

先日Podcastの後編が公開されました。この件について触れていますが、補足としてこの記事を書いています。

前提

僕にとって写真とは自己表現の手段です。自分が感じる「劣等コンプレックスへの反骨心」というものが、僕のクリエイティブの源流であり、表現をする理由です。写真を通して自分を表現しています。

写真を撮るきっかけとなったのは、ある1枚の写真です。その写真と出会わなければ、写真を撮ることはなかったかもしれません。そしてInstagramが世に出るタイミングと重なったことも大きいです。

何を撮っているかというと、「心の違和感」です。自分の感情と向き合い、違和感が生じたものを撮っています。

写真の勉強は特にしていません。ひたすら撮ってアウトプットしているうちに、自然と磨かれました。iPhoneで撮影、編集、発信が全てできます。iPhoneで自己表現をし、世界中と繋がることができました。とにかく「遊びながら発信」を続けていました。

以上の前提を踏まえて、以下をお読みください。

発信すること

発信していたからAppleからお声がかかりました。発信することは大事なことです。誰かに伝えること。伝えなければ知られることはありません。何をやっていて、どんなことを思っているのか。好きなモノやこと。伝えた先で様々な面白い事が起きます。発信には想像を超えたパワーがあります。

継続すること

アメリカの教育学者エルバート・ハバード氏の言葉で「天才とは、ただ努力の継続ができる人のことを言う」とあります。何か1つの物事を継続すれば、自ずと才能は磨かれる。また努力の継続の無しに、才能の開花などはあり得ません。発信を継続することは大変ですが、その先に必ず良いことが待っています。

残していくこと

継続することに付随して、Web上だと発信した事が残っていきます。Twitter、ブログ、noteなど。それらをWeb上に情報資産としてアーカイブしておくこと。どういう価値観を持った人なのか、何ができる人なのかを、勝手に相手が掴んでくれます。この人に頼んでみよう、あの人こんなことできるんだと思ってもらうには、残しておくことが大切です。

また継続し、残しておくことで信用や信頼が生まれます。おそらく僕が数枚の写真しか投稿していなかったとしたら、この案件はきていないでしょう。チームアイガモからお声がかかったのも継続して残していたから。

たまたまのチャンスを逃さない

発信を継続し、残しておくと、突然願ってもいないような「たまたま」が訪れます。そのチャンスを逃さないように、常にアンテナを張っておくことが大切です。僕は訪れたチャンスを逃すまいと、アンテナを張り、積極的にアプローチしました。

ライブフォトグラファーの西川氏も同じく、たまたまのチャンスを逃さないことの大切さを語っていました。

まずは発信を継続しよう

個人が発信できるようになった現代の世の中では、必ずたまたまのチャンスが訪れます。アーティストやクリエイターの方はもちろん、自分の想いを持っている人はぜひ発信を継続してみてください。

今後も僕は発信を続け、自分と世界をどんどんアップデートしていきます。よりよい世界、未来になるためにまずは自分のできることから始めよう。

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