人の「知っている」は当てにならない?
こんにちは。
子育てパパ経営者の宮田亮(みやたりょう)です。
近しい人からは「りょうちん」と呼ばれています。
突然ですが、【F-1】をご存知でしょうか?
そうです、あの車が早く走るアレです。
多くの方が、「知っている」と応えるかと思います。
100人規模のセミナーにて、私はこの質問を講師の方に当てられたことをよく記憶しています。
私は「はい当然、知っています」と回答しました。
私の回答を講師の方は笑顔で聞かれて、質問を続けました。
「では、昨年の優勝チームはどこですか?」
「F-1は何人のチームで動くのですか?」
「鈴鹿サーキットで行われる 日本F1グランプリは何周走るのですか?」
「どのくらい走ったら給油するのでしょうか?そもそも給油しますか?」
etc…
私は何一つ答えることができずに焦ってしまいました。
そして、講師の方が追い打ちで笑顔で一言。
「当然知っていると回答されたのに、F-1の何を知っているのですか?」
何も回答できず、私はF-1について何も知らないということを思い知らされました。
講師の方は、「ごめんなさい。」と一言謝りながら、「殆どの方は『知っている』と回答します。そして、同じ反応をされる方がほとんどなのです。」とおっしゃいました。
確かに、私の【F-1を知っているレベル】は
なんだか速い車がビューンと走り、競争をしているもの
程度でした。
私も後に多くの経験を通して感じていることなのですが、人間が言う「知っている」という言葉は、さほど当てにならないということです。
もしかしたら、「知っている」と決め込むことで、多くのことを学ぶチャンスを失っているかもしれません。
この件を通して、私は何にでも興味を持ったほうが、人生はお得かもと感じることができました。
更に、知っていることでも、あえて【(そこまでは)知らない】と回答したほうが、コミュニケーションは円滑に進む場合もあります。
人間は
自分のことをわかってほしいという方向に90%
相手のことを理解しようという方向に10%
のエネルギーを使うと学んだことがあります。
油断すると、私も喋りすぎていることが多くあるなと感じます。
チーム作りだけではない、人間関係全てにおいて最も重要なことの一つである相手の話をよく聞くことは本当に大事なことだとわかる一例かと思います。
せっかくだったら、出会った人と仲良くなりたいし、いい人生をお互いに歩む仲間でありたいと私は思います。
一度、自分の「知っている」をいい意味で疑ってみてもいいかもしれません。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
宮田亮(りょうちん)
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