見出し画像

【起業失敗でどん底】しくじり社長が若手経営者のメンターになるまでの軌跡

こんにちは、河村直人です。

私は現在、

企業のアドバイザーや社外取締役・監査役を務める傍ら、
経営者のメンターやキャリアコーチングを行っています。

娘と息子、
合わせて4人家族です👨‍👩‍👧‍👦

これまで、

・ジョイントベンチャー企業の経営を任され、V字回復
・ベンチャー企業の再生・再構築
・人材紹介企業吸収合併
・採用支援事業企業買収および事業統合・再構築
・東証マザーズ上場
・上場企業の社外取締役就任(現任)
・ベンチャー企業の非常勤監査役(現任)

債務超過状態から約1年半で黒字企業に転換させ、その後も安定した収益を上げる企業に育て上げたり、M&Aで事業統合、任された企業をIPOに導いたりした実績があります。

そして、最近はありがたいことに

『若手経営者のメンター』

として、頼ってもらえることも増えてきました。

早朝コーチング
日々成長していく姿をみられることが
大きな喜び😊
男子営業マンに研修
積極的な姿勢に感謝!
国籍を超えたご縁も✨
定期的にセミナーを開催👍
熱心に受講していただいています


ここまで見ると、

「なんだ、エリートかよ!!」

と思われるかもしれませんが、

私の人生は紆余曲折、
ジェットコースターのようなものでした。

振り返ってみると
うまくいかないことの方が多かった😵


今日は、

特別マガジン第1弾!
しくじり社長が若手経営者の
メンターになるまでの軌跡

をお話しします。

私の経営人生は、今から25年前に

「サラリーマン社長」

に任命されたときから始まりましたが、

自分で起業をしたことで
人生のどん底も味わいました。

しかし
こうして、今、挫折から這い上がり
若手経営者のサポートをさせてもらっているのは

あきらめかけた時に、
人の助けがあったからです。

だから、
私を助けてくれた先人への恩返しを、

次の世代の経営者を支えることで、
果たしていきたいと考えています。

「起業したけど、うまくいっていない…」

と1人悩んでいる経営者に、
なにかプラスになるきっかけを
与えられれば嬉しいです。

======================

商いに触れていた幼少時代

1964年、東京の下町に誕生。

小売業を営んでいる家庭で、
幼い頃より商いの現場を見て育ちました。

現金の流れ、取引の現場や、クレームに応対する祖父母の姿から、
商売を継続させていく難しさや厳しさを肌で感じていました。

最初に就職した大手食品メーカー

22歳
新卒で、某大手食品メーカーに就職。

営業成績は
新人賞受賞、在籍期間中はすべて予算達成。

自分で言うのもなんですが、ぶっちゃけ
イケてるセールスマンだと思っていました😅

でも、それって
自分の実力?会社のブランド力のおかげ?

そう思うようになり、

自分の実力を知るために
無形商材を扱って勝負したい

そんな風に考えるようになりました。

自分の真の実力を試すために転職

26歳
人材派遣会社に転職。

前職との大きな差に、最初は何をやってもダメ。

本当に苦労しましたが、

次第に日々の努力が実を結び、
会社にも評価されていきました。

チャレンジ精神とリーダーシップ
を認めてもらったのかな


突然、グループ会社の社長就任命令

33歳

「事業立て直しのための社長をやれ!」

と、突然の社長就任命令。
いわゆる「サラリーマン社長」

実は、お断りしたかった…

引き受けた企業は赤字でひどい状態でしたが、

社員、周囲の方々の協力
そして時代の流れに乗ることもでき、

なんとか、V字回復を遂げました。

この実績は、大きな自信につながりました。

<はじめての起業>
俺ならできる!と鼻高々に起業するも…

42歳

これは儲かるぞ!!

自分には、これまでの経験がある。

だから、気合と根性があれば大丈夫!

と、よく知りもしないマーケットで血気盛んに起業。

しかし…

結果は、大失敗。

減り続ける通帳残高。
募っていく立ち上げメンバーの不信感。

家にも帰らず、家族を泣かし、
多くの人に迷惑をかけました。

「何かあったら言ってくださいね!応援します!!」
そう言ってくれていた人も、
いつの間にかいなくなっていました。

「経営者は孤独」を思い知り、
本当にしんどかった。

人生のどん底。

不安と恐怖で、
生きていることが嫌になりました。

そんな私に喝をいれてくれたのは、
母でした。

「家族を守るとか偉そうに言って、泣かせているじゃないか!!」

どうやら
当時、小学生だった娘が

「お父さん、うまくいってないみたいなんだけど
このままスイミングスクールや塾に通っていていいのかな?」

と、私の知らないところで
母に相談していたようでした。

いつも仕事のことが頭の片隅に。
もっともっと、子供たちと接しておけばよかった…

この時になって、ハッとしたんです。
どうにかしなければ!と腹を括りました。

捨てる神あれば拾う神あり

44歳
捨てる神あれば拾う神ありで、
企業の立て直しの依頼がありました。

家族を守るために、なんでもやらないといけないと思っていたので
藁にも縋る気持ちでお受けすることに。

この救いの手は、
本当にありがたかった…

そこから9年間
みんなの助け・運・ご縁があって
企業統合、M&A等を経て、上場までこぎつけました。

やっと見つけた私の使命

54歳

これからの人生、
自分はどう在りたいのか?
どんな生き方をしたいのか?

何度も何度も自分に問いかけ、
やっと見つけた私の使命

「経営者の頼りになるパートナーになる」


諦めかけたあの時、
立ち直り、望むところに行けたのは、
人の助けがあったからです。

その恩返しを、
次の世代の経営者を支えることで、果たしていきたい!

これが、私の出した答えです😊

経営トップとして25年経営を担った経験
トップを支える役割を担った経験

失敗も成功も経験してきたからこそ、
役に立てる!
頑張る経営者のサポートがしたい!

そう決心し、今に至ります。

ざっくりではありますが、
私はこのような人生を送ってきました。

振り返ってみると、
失敗体験の方が圧倒的に多いです。

でも、あの時のあの失敗があったから、
今の自分があるし、必要な通過点だったと感じています😌

全ての出来事、
出会ってくれた皆さんに感謝です!!

最後に、
私がしくじりから学んだ教訓をお話しします!
失敗から学ぶことは、たくさんありますね😁

しくじりから学んだ教訓

✅売上や利益を上げるばかりが経営者ではない

もちろんお金は必要不可欠。
でも、それは一つの指標であって、決して目的ではない。

どこに行きたいのか
大事にする価値は何か
どんな信念をもって取り組むのか

これらを大事にしていくのが
真の経営者です。


✅真の仲間と呼べる人がいるかが重要

真の仲間とは、
共通の価値観を持ち、
信頼し助け合える人だと思います😊

真の仲間を作るためには、

真の仲間と思ってもらえるような
「自分」であることから始めなければなりません。

そのためには
まずは自分が与える人になること!

見返りを求めない
ギブ・アンド・ギブの精神

ただし、
単なる奉仕では心が擦り切れてしまいます。

他者に関心を持つことと自分自身にも関心を持つことの両方が必要であり、
そのバランスを保つことで、
他者を優先することができます。

継続することが重要なので、
他者にも自分にも関心をもって(与えるだけでなく、また奪うだけでなく)取り組んでいくことが大事です。

こんなアフリカのことわざがあります↓

「早く行きたければ、一人で進め。
 遠くまで行きたければ、みんなで進め」
(if you want to go fast, go alone; if you want to go far, go together)

真の仲間と共に進んでいくことで、
もっと先の目指す場所に、たどり着けるようになります✨



最後まで、
お読みいただきありがとうございます!

次回は、

【河村が語る】
夢を叶えるまでの道のり

を配信します📣

事業のことや、仕事のことで、
私と話してみたい(話をきいてもらいたい、アドバイスが欲しい)
という方がいらっしゃいましたら、
公式LINEからご連絡ください😊

あなたに合った経験豊富なメンターを
ご紹介することも可能です!

私自身がその役を担うことも
もちろん可能ですし、
お話ししている中でそうなることは
私にとっても嬉しいことです。

メンターのいる経営者は、経営のみならず、
人生の成功率も高いのではないかと思う次第です。

良きメンターに巡り合えますように✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?