日記・あなたの名前は誰のため？(お題「#名前の由来」)

　noteのサークル「創作をまなびあう会」で出題された「#名前の由来」というお題について、今週色々考えていました。

　名前の由来とはつまり「物語がそこにあること」だと僕は思っています。名前がつく時はその名前がつくまでの物語があるという意味です。

　僕にも僕の名前があって、名前をつける時、物語があったでしょう。名字の意味や名前の意味があって、その意味を知る時が僕の人生の中に訪れます。

　それは生きるための手がかりになるかも知れません。迷った時、名前が示す意味に従って生きてみるのもひとつの手です。

　でも、それはひとつの物語に過ぎなくて、それを振り切って自分の生き方を選ぶ方法もあると思っています。名は体を表す、それもひとつの考え方です。しかし振り切るという選択肢もあっても良いと思います。

　だって、名前なんて自分の意志に関係なくつけられたものじゃないですか。名字だって現状のルールに従って勝手についてきただけです。

　過去に物語があったこと、それを尊重することはあっても従う必要はないと思います。僕たちは僕たちひとりひとりがそれぞれの人間としての物語を生きています。

　もしも名前が自分の生き方を邪魔してくるようならば、ぱっと手を放してしまいましょう。どうせ手放したところで名前は勝手についてくるんですから心配要りません。

　自分の名前が持つ物語はこれから作っていきましょう。その方がなんだか自分の人生にわくわくしてきませんか。

================================ 
この記事は、noteのサークル「創作をまなびあう会」でお題を決めて書いた記事です。今回のお題は「#名前の由来」 
================================