2023年行ったお店ベスト10

2023年12月31日 14:01

2023年ももう終わり。
1年の振り返りとして2021年はベストバイをまとめてみたが、今年は家を買った以外に物理的なものはほとんど買った記憶がないので、行ったお店ベスト10をまとめてみることにした。

人間誰しも美味しくないものよりは美味しいものが好きだろうが、ごはんにどれまでお金をかけるかという価値観の違いがあると思う。
ゴルフが趣味で毎週ゴルフに行く人もいれば、バイクが好きでバイクのあらゆる部品などを集めることにお金をかける人もいる。
僕はどちらかというとこれといった凝った趣味がこれまでなく、たまにフットサルをしたり年数回ゴルフやスノボに行ったりするくらいで、それよりは週末も仕事のことを考えている方が好きだったりする。
土日まるまる旅行に行くよりは、1日は仕事してもう1日は近くのサウナに行くとかの方が好きなスタイルでもある。

そんな僕が、グルメな友達のおかげで、今年は美味しいごはんを趣味の1つにすることができた。

ということで今年行って感動したお店ベスト10を順位をつけるのは烏滸がましいので、順不同でご紹介します。

神楽坂かさ原

神of神。今年は特に焼き鳥の有名店にたくさん行ったが、その中でもかさ原は衝撃的だった。
神戸から東京神楽坂に移転され、超予約困難店に。友人が1年前から予約してくれてたとのことで連れて行ってもらい感動。
高坂鶏という希少な無菌鶏を使われているため、生でも食べることができる。
高坂鶏のコンセプトもおもしろいのでぜひwebサイトも見てみてほしい。

唯我独尊、高坂鶏。

串だけでなく1品ものも美味しく、まるで日本料理のコースのような体験。
新規の予約はもうほぼ困難で、自分も6月に行き次に予約できたのは来年の2月。
焼き鳥にしては高価格帯のため(お酒含め3万円台)、その点好みは分かれるが年1,2回のご褒美と考えると十分すぎるROIである。
東京で高坂鶏を扱っている店は数少なく、かさ原、1000、篠原(未訪問)くらいかと思う。

島津

つまみで出てきた戻り鰹に感動。四国出身の自分も正直高知でさえここまで感動する鰹は食べたことがなかった。
魚そのものの質の良さもあるがやはり調理法にも理由があるのだろうと思う。
握り、つまみ全てにおいて最高なお鮨。

1000

かさ原と同じく、高坂鶏を使われているとのことで気になり2ヶ月ほど前に予約。やはり高坂鶏すごい。パリッじゅわぁあのオンパレード。もちろん大将の焼きの技術もすごい。大将は横浜の焼鳥の名店、里葉亭ご出身。
さらに大将はまだお若くイケメンで優しい。おそらく大将のお名前が千田さんなので、1000という店名なのかと。センスもいい。
食前酒で十四代でのご挨拶から始まり、広々としたカウンターで焼き鳥屋の域を超えた体験。
お酒もたくさん飲んで1人2万円ほどで、コスパ的にも良い。
カウンターのみの席で6組ほど来られていたが、全員次の予約を取って帰ってた。
横浜関内にあってこの人気度なので、もし東京に出てきたらどうなってしまうのやら、、。
こちらも半年に一度のご褒美と考えると定期的に通いたい。

鳥しき

言わずと知れた焼鳥界の超予約困難店。
1品ものはなく、串のみで勝負する王道焼鳥スタイル。1回転のみでコースはなんと4時間半。ストップというまでひたすらに美味い焼鳥が出てくる。
塩分多め水分量多めでザ焼鳥王道極みって感じ。
月初に鬼電して予約を取らないといけないのでなかなか行けないのが難点。

SECRETO

まるでディズニーに来たのではないかと思う空間。もはやこれはごはんを超えた、エンターテイメントショー。

予約2年待ちと話題になったことも。
お客さんは結構高年齢層が多かった。シェフご夫妻はご年齢の割にはかなり見た目がお若く、上品でとても素敵な方。常連さんも多くいるようだが、新規のお客さんにもとても丁寧に接客されていた。
ショーが終わった後は、カウンターのバーで余韻に浸れるのも良い。
遅刻は厳禁。

冨所

今年のはじめ、グルメな友人にとりあえず冨所のランチに絶対行った方がいいと言われ連れてきてもらった。
その時はまだごはんにお金を使うという価値観があまりなかったため、ランチで1万円はさすがに高いなあという感覚だったが、信頼する友人がそこまで言うならと思い、ついて行った。
すると、びっくり。お鮨ってこんなに美味しいのかと。
この幸せ感動体験が1万円でできるならむしろ大満足じゃないかと。
ごはんへの価値観がひっくり返った。
今年ごはんを趣味の1つにすることができたきっかけとなったお店。友人にも冨所さんにも感謝したい。

どの握りも感動したが、特にたこ、鱒、穴子はこれまで食べたことのあるものと完全に別物だった。
来年1月に再訪予定。

りんだ

不動前の鮨の名店、りんだ/らんまる系列。ブルペンという若手の握り手さんによる立ち食いカウンター寿司もお手頃で人気。
りんだの予約をすると、店内改修中のため、隣の紹介制のカウンター個室に案内された。

そこの大将が、りんだの2番手をされていた翔さん。なんと、自分と地元が同じで歳も2歳差なので共通の友達もたくさん。
高校卒業後、東京に出てくる人は数えるほどくらいしかいない地元なのに、まさか東京で地元トークをしながらお鮨を食べてるとは。
とても仲良くなり今年3回も行かしていただいた。
地元の人が東京で活躍しているのは嬉しいし、自分も頑張ろうと思えて美味しくて一石三鳥くらいなので定期的に通わせていただいている。
AutoReserveという電話しなくても予約ができるサービスで予約が取れるのでおすすめ。

https://autoreserve.com/restaurants/pkCrUiwjts2zC7MHyXmT

ベスト10としたものの10に収まりませんでした。
美味しいごはんを食べられるように2024年もお仕事頑張ります。

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2023年行ったお店ベスト10

神楽坂かさ原

島津

1000

鳥しき

SECRETO

冨所

りんだ

とり茶太郎

南青山七鳥目

礒田

ボッテガ

産直屋たか