見出し画像

NIKKOR Z 24‐70mm f/4 S レビュー

みなさん,おはこんばんちわです。

神戸在住の副業フォトグラファーの谷龍介(ryokutya007)です。

今回はNIKKOR Z 24‐70mm f/4 Sのレビュー記事です。


目次
①NIKKOR Z 24‐70mm f/4 Sについて
②仕事での使用感 f4で問題ないか
③NIKKOR Z 24‐70mm f/4 Sの作例


『NIKKOR Z 24‐70mm f/4 Sについて』

画像1
ドレス撮影の仕事の写真。屋内で24mmあると心強い。

一本あれば仕事も趣味でも使える、頼れるレンズです。

24-70mmの画角は標準ズームと言われ、多くの場面に対応可能です。

僕自身、仕事の時はメインレンズとして使用しています。

画像2
夜のストリートスナップ。作品撮りにも使えるレンズ。

Nikon Z6ⅱのキットレンズとして販売もされていることもあり、中古市場の流通量が多く価格がこなれているのも魅力です。


Sラインに属しているため、描写性能もまったく問題ありません。

最初の一本に選んで良し、逆にこれ一本でも問題ない信頼性の高いレンズです。


『仕事での使用感 f/4通しの万能さ』

動き回る長男。

このレンズ、撮影の仕事ではメインレンズとして使用しています。


気に入っている点は2つ。
①f/4通しの万能さ
②24‐70㎜の信頼感

撮影の仕事で一番大事なことは、確実に撮れることだと思っています。

家に帰って現像して、ピントが甘かったと嘆いても時すでに遅し。

どうしようもできません。

このピン甘写真を排除するのに、f/4通しのレンズが活きてくるんです。

f/4であれば、それなりに被写界深度が深いため、ピントが合う確率がかなり上がります。

f/2.8前後のレンズで開放で撮ってしまうと、ピント面がシビアになるのでその分失敗しがちです。

特に、仕事では撮影に慣れてない人がほとんど、シャッター時にピタッと止まってくれる方が珍しいです。(特にお子さん

子供の体力は無尽蔵。永遠に走ります。


ここで気になるのがf/4=暗いのではということ。

結論から言うと、f/4もあれば撮影では十分な明るさと言えます。

曇り、午前中の撮影。

まず屋外撮影時ですが、基本的に仕事の撮影は午前~夕方までに終わることがほとんど。

太陽光が出ているので光量は十分足りています。

たとえ曇りの日でも、f/4もあれば十分シャッタースピードを稼げます。
実際、僕が撮影するときは屋外ならSSは1/250より遅く撮ることはほぼありません。


屋内撮影においてはどうでしょうか?

宣材写真やウェディングのドレス撮影が多いですが、そのような場合はほぼ間違いなくライティングを組みます。

また、f値も8以上が基本です。 

これはf値11の写真ですね。

よって、f/4通しでもまったく問題ないのです。


24‐70㎜の画角も仕事でも活躍しますね。

撮影時にいちいちレンズ交換してる暇がもったいないので。

また、屋内撮影の時、スペースの制約でこれ以上後ろに下がれない時に役立ちます。
24㎜あれば屋内でも大体大丈夫です。

24mmあると、後ろの壁まで下がらなくても撮れます。


『NIKKOR Z 24‐70mm f/4 Sの作例』

仕事や作品撮りでの作例写真を何枚か。
まずは屋内のものを。

ライティング組んでの撮影。
こちらは窓の自然光。この日も曇りでした。


屋外で撮影したものはこちら。

兵庫県立美術館にて撮影。
こっちは夜の大阪でストリートスナップ。

『まとめ』

最初の一本にも良し、最後まで使える一本でもある万能レンズ。

これさえあれば仕事も趣味もこなせる相棒のようなレンズです。
このレンズが物足りないと思えるようになった時はステップアップのチャンス。

同じf/4通しの24-120mmに変えるも良し、28-75mm f/2.8や夢の大三元に買い替えるなどするのも良いでしょう。

まずは、このレンズを存分に使い倒してみてカメラライフを満喫してください。

それでは。


この記事が参加している募集

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?