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ホームグラウンド、伊豆長岡~熱海で2泊3日の旅

こんにちは。東京に住むテレワークの会社員です。連日の在宅勤務によりふさぎ気味になる気持ちを晴らすため、1か月に1回のプチ旅行を心がけています。3月は、2月に続いて伊豆長岡温泉に行きました。「伊豆パノラマパーク」が気に入ったので再訪です。2日目は、なんとなくWebを見ていて気になった「まぼろし博覧会」に行くため、伊豆長岡温泉から熱海へ移動しました。その旅程を記録します。

1日目(金曜日)


今回は午前半休を取得して、朝から出発。お昼には伊豆長岡温泉に着きました。

アニメのイラストで飾られたバスを見ると、伊豆長岡に来たという実感が湧きます。

荷物をホテルに置いて、前回の来訪時と同じく、スープカレーを食べに行きます。毎回同じところを訪問しているので、地理感覚がついており迷うことがありません。

アジャンダインドカリ店 伊豆長岡

チキン入りの「とりカリ」が定番なんだけれど、今回は、ミンチボール?が入っている「かしみーる」をいただきました。

これもおいしかったけれど、次はまた「とりカリ」に戻ろうかな。「とりカリ」は、チキンがものすごく柔らかくておいしいのです。写真を見たらおいしさを思い出し、すぐに食べたくなってしまいました・・。オイリーでコクがあり、かつあっさりしたスープが病みつきになるおいしさなのです。

食事が終わり、「伊豆パノラマパーク」に直行します。「伊豆パノラマパーク」は、ロープウェイで山頂に登ると、見晴らしがよいカフェなどがある地帯です。

1か月前に来たばかりなので、迷うことなくチケット売り場でチケットを買い、ロープウェイに乗車。

この解放感がよい。心が洗われます。

山頂のカフェでお茶を飲みながら、ノートパソコンを広げてちょっとお仕事。

ずっとここにいたいけれど、情け容赦なく16時からWeb会議が入っているため、間に合うようにホテルに行かなくては。ぎりぎりWeb会議の時間に間に合うタイミングで、泣く泣くこの天国を後にしました。「伊豆パノラマパーク」はアクセスがよくて、伊豆長岡温泉から徒歩圏内なのが助かります。

今回宿泊するのは、「伊豆長岡温泉 弘法の湯 長岡店」です。

日帰り温泉にホテルがついている感じ。日帰り温泉は1日2300円(浴衣・タオル付)、16時~23時1500円(浴衣・タオル付)と、うらやましいお値段です。岩盤浴、お風呂ともに空いていてゆっくりできます。

お部屋は和風。山の上というわけでもないので眺望なし。

ここでWeb会議をし、しばらく仕事をして、本日は終了です。

2日目(土曜日)


この日は熱海に移動して、「まぼろし博覧会」を見に行くのです。朝起きて、お風呂に入り、チェックアウトしてからホテル最寄りのバス停へ行きます。

バス停の近くにあるセブンイレブン。

過去数回を含め、伊豆長岡温泉に来るとここで朝食などを調達することが多いので、いつもいるレジのおじいさんの顔を見ると「伊豆長岡温泉のコンビニに来た」という実感が湧きます。この日もこちらでコーヒーと朝食のパンをゲットし、バス停でのんびりいただきました。のんびりしすぎて、バスが来ているのに気づかず、1本逃してしまったり。

このバス停「温泉駅」には、古本コーナーがあります。

読み終わった本を置いていってもよいし、気に入った本があれば持って行ってもよいというスタイルです。こういうの好きだ。ちょうど読みかけの本を持っていたので使わなかったけれど、いつかお世話になるかもしれません。

さてこの「温泉駅」から、バス・電車・バスと乗り継いで伊豆半島を横断し、静岡県伊東市にある「まぼろし博覧会」へ行きます。

こちらは私設博物館で、オーナーは出版社の社長らしい。サブカルチャー(ニューカルチャー?)的な趣味のオーナーが人形をメインに、気に入ったものを集めたり、人形で好きなシーンを再現して楽しんでいる感じ。

このへんは明るいからOK。

声を出して笑ってしまう情景もあり、どんどん進んでいくと・・。

お化け屋敷っぽいシーンが出現し、お客さんが少ない大きな空間なのでだんだん怖くなってきます。

もう怖くて、このへんから奥には進めませんでした・・。

3分の1ぐらいで怖さのあまり進めなくなり、退散してしまった臆病者の私。おもしろいし、惹かれる世界観なのだけど、とにかく人形が多くて怖い。

夕方には、その日宿泊する熱海のホテルに到着しました。
「貸切温泉のコンドミニアム グランビュー熱海」です。

ワンルームマンションを改装してホテルにしてあるようです。部屋は完全にマンション。

自炊がしたいわけではなかったのですが、熱海駅から近く、お手ごろ価格だったためこちらに宿泊しました。ホテルらしい非日常感は味わえませんが、馴染みがあるマンションタイプのため、落ち着けます。

貸し切りタイプの浴室(源泉かけ流し温泉)があり、空いていれば1時間ぐらい独占できるスタイルです。無事入ることができました。

熱海には年に1回ぐらいは泊まりに行きますが、いつも駅ビル「ラスカ熱海」で夕食を調達します。

お寿司がおいしい。

持参のタブレットで漫画を読みながら部屋でゴロゴロし、この日は終了です。なおこの時期はずっと、山岸涼子の漫画をKindleで買い、読んでいました。山岸涼子は一見淡々とした作風なんだけれど、ときどきものすごい切なさがあり、泣けてきます。どんどん電子書籍化を進めてほしい。

3日目(日曜日)

朝もお風呂に入り、ホテルをチェックアウト。またしても駅ビルの「ラスカ熱海」へ入り、熱海でいつも訪れているカフェ「Bakery&Table」でパニーニとコーヒーの朝食をいただきました。

このカフェは広くていつも必ず空いている席があるし、電源があるので安心です。「ラスカ熱海」の3Fの奥にあるので、穴場かな。

コーヒーを飲みながら、この後帰宅しようか、それともここからバスで20分程度の熱海梅園に行こうかしばし迷いましたが、このときはちょうど、Audibleで山田詠美さんの小説「血も涙もある」を聴いていました。

さすが日本最高峰(?)の小説家であるから、おもしろい。Audibleの読み放題メニューに入っていなかったので3千円ぐらい出して購入したのですが、買ってよかった。やはり価格よりも、読みたいものを読むのが一番、結果的に有意義な時間になるのでコストパフォーマンスが良い。物語も佳境に入り、このままずっと聴いていたい気持ちだったので、散歩ついでに熱海梅園に行くことにしました。時期はちょうど、梅まつりの終盤でした。

熱海梅園は毎年来ているので、慣れたものです。いつものように一周まわり、梅を堪能してから、熱海駅までバスで戻りました。夫におみやげのおまんじゅうを買い、さて帰宅です。

帰りの新幹線で、またお寿司。押し寿司も、おいしさが濃縮している感じが大好きです。

今回は、「まぼろし博覧会」以外は知っている場所ばかりに行く旅だったので、やや新鮮味には欠けるものの、落ち着いて好きなスポットを巡るというのはまた格別な贅沢感があります。伊豆長岡温泉にはまたすぐ行きたいし、熱海も、来年の梅の時期にまた行こうかな。

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