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目に見えた風景を撮るだけ

朝とは言え、中途半端な時間帯にカバンの中にカメラとロルバーンフレキシブル、それとイギリスの報道雑誌を入れて自宅を飛び出した。
僕は「まぁ、適当にどこかで写真を撮ろうかと」思った。

二宮という神戸有数のディープタウンでJR三ノ宮駅から歩いて5分程度。

JR三ノ宮駅から東へ少し歩いた程度でこの風景

快晴で光と影を読むのに大変苦労する。露出調整ミスりがち。

僕は二宮商店街へ向かった。相変わらず哀愁を漂う味のある商店街である。いつアーケードが撤去されてもおかしくない。
どうやら「すずめの戸締まり」の聖地らしいが、こんなところは軽率に行って自撮りしてはInstagramに公開する場所ではない。

誰もいない


スマイルの看板が目立つ


味がある

時が止まったような世界。ちなみに本来は許可車両以外は通行禁止にも関わらず、自転車が平然と通り抜ける。

実は二宮商店街を超える場所があって。

シャッター通り


看板のフォントが昭和レトロ


シャッターと自転車

他のSNSでたまに話題になりがちな二宮市場である。シャッター通りで商店が何件か開けている程度。初見さんならここに入る勇気と度胸が必要であろう。そう言っている僕も度胸が試された。こういう市場は滅多に行くことはない。新長田にある丸五市場ですら度胸が試されるが、そこには飲食店があるので興味のある方は行ってみてはどうか。
それにしてもシャッターの落書きが酷いこと。部分的に錆びれた自転車がまた良い味を出している。

その後、僕は二宮神社でお参りをした。ご挨拶程度ではあるが。

三宮へ戻り、三宮センター街にあるエクセルシオールカフェでブランチを堪能した。


アイスティーめっちゃおいしい

どう見ても重課金だが気にしない。
ゆで卵が半熟で程よい塩加減でチート級の美味しさである。
アイスティーにしたけど、ホットティーにしとけりゃよかったと後悔したのは内緒。

おまけ

阪急神戸三宮駅を出発する山陽6000系

Canon PowerShot G5Xの実力である。コンティニュアスAFを入れてサーボAFモードに切り替えた。
シャッター速度1/15秒でアルバムジャケットのような写真が撮れるとは思わなかった。

スナップならワンショットAFにするかサーボAFにするか
一層のことならマニュアルフォーカスモードにするか?無限遠固定で。

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