2021年のベストソング バンド・アーティスト編

早いものでもう12月！どうしよう！ということで、今年の振り返りをしていきます。

今年一年、かなりの時間を音楽鑑賞に費やしてきたな…。と感じております。

流行りのものと邦ロックはわりかし網羅した！という自負があるただの音楽好きが独断と偏見で書く記事ですが、最後までおつきあいいただけたら嬉しいな、なんて思っています。

というわけで、まずはこちらから。

１．月と太陽だけ/秋山黄色

中毒性のあるメロディーの裏に見え隠れする儚さが印象的なナンバーである。

1年半前くらいから気になってはいたアーティストであったのだが、今年ついにとあるフェスにて生のパフォーマンスを見ることができた。

その日の演奏とMCは、その日出演していたどのアーティストにも負けないアツさがあった。

来年こそはワンマンで聴きたいアーティストの一人である。

２．トマソン/マカロニえんぴつ

2021年、タイアップを連発しまくっていたマカロニえんぴつ。

この一年でかなりの名曲が生まれたんだけど、あえて一曲選ばせてもらうならこちら。

マカえんの遊び心がここぞとばかりに詰まっていて、何度聴いても初めて聴いたかのようなわくわく感を得ることができる楽曲である。

３．名悪役/フレデリック

フレデリックに関しては「オドループ」を知っている程度にしか聴いてこなかったのだが、この曲は一瞬で私の耳へヒットした。

フレデリックらしいノリの良さはそのままに、どうにもならない切なさが押し寄せてくる楽曲である。

フレーズの一つ一つはわりと短いんだけど、その語りのようなフレーズの取り方があまりにも儚げなナンバーである。

４．分かってないよ/WurtS

今年自分の中で最も「バズった」のではないかと感じているのが、WurtSである。

この楽曲は実際にTikTokでも流行ったらしい。

レトロでありお洒落なサウンド、そして縦型MV。ヒットするための条件をすべて取り揃えている。これぞ無敵。

来年以降、大きなフィールドでの活躍が期待されるアーティストである。

５．Summertime/FIVE NEW OLD

さわやかなサウンドが心くすぐる一曲である。

日焼け止めのCMのタイアップ曲にあまりにもふさわしすぎるし、落ち着いた雰囲気のなかに、夏特有のどきどきする気持ちも詰め込まれていて、総じて気持ちが良いのである。

これからももっと飛躍できるバンドであると強く感じている。

６．唄が歩く時/YONA YONA WEEKENDERS

今年聞いたチルソングの中では特にお気に入りの楽曲である。

真夜中に広ーいベランダで星を見ながら聴いている自分を妄想してしまうくらい、ロマンティックな世界のなかで音楽を奏でていく。

最近は結構注目を集めてる感じがするし、これからももっと多くの音楽好きに届いてほしいアーティストのひとつである。

７．Universe/Official髭男dism

今年の髭男の楽曲があまりにも豊作すぎて、本当は４曲くらい紹介したいのだけど、悩みに悩んだ結果こちらをセレクト。

おもちゃ箱をひっくり返したかのように飛び出していくイントロに心が躍るのである。

何をやっても楽しかったあの頃を思い出させてくれるような楽曲である。

８．ワールドイズマイン/ハンブレッダーズ

メジャーデビューしようがなんだろうが、音楽の根本的なスタイルにブレが全くないアーティスト、それがハンブレッダーズである。

力強いギターロック、ちょっとひねくれた歌詞、すべてがハンブレでなければ成り立たない重要な要素なのである。

毎回毎回最高を更新していくんだけど、それと同時に安心感を感じるナンバーでもあるのだ。

個人的にはMVもめちゃくちゃ好きなのでぜひそちらにも注目していただきたい。

９．歌姫は海で/クジラ夜の街

楽曲の世界観、サウンド、どこをとっても好きな要素しかないクジラ夜の街。

音楽を辞めてしまった大好きな人に向けてうたった楽曲であるようだが、それをあえてファンタジーの世界に閉じ込めていることによって、なおさら「感情」の部分にフォーカスが当たっている。そこがぐっとくるのである。

サウンドの振り幅もかなり大きいため、これから出す楽曲がどんな世界を描いてくれるのかもとても楽しみである。

10.裏切りについて/Dios

バンド・アーティスト編最後を飾るのは、こちらのバンド。

3月に発表された「逃避行」のときからものすごく気になってはいたのだが、この曲が発表されたことがきっかけで、すっかりファンになってしまった。（筆者、Diosの初ライブにも参戦したんだけど、この曲披露されなくて複雑な気持ちになりました。泣）

Diosって結構暗い曲が多いんだけど、この楽曲はちょっと違う。

過去の辛い思い出やしがらみを裏切って、新たな場所へと飛んでいこう、という前向きなメッセージがこめられているような気がして、心がぽかぽかしてくるのである。

もしかしたらあんま知らんぞ？っていう人もいるかもしれないんだけど、間違いなく大きくなるバンドだと思うのでぜひぜひ。

もしかしたらどっかで聞いたことのあるような声が聞こえてくるかも。

おわりに

というわけで、今回は2021年、個人的によく聴いたな、と思う楽曲をセレクトしてみた。

この後、「ボーイズ＆ガールズグループ編」、「番外編（2021年リリースではないけど今年よく聴いた曲）」と続いていきます。

そちらも見ていただければな、と思っております。

では！