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2022年5月のベストソング

今回は5月のベストソングです。

5月は少しマイナーなバンドの新譜が豊作だったように思います。
では早速。。

1.銃の部品/PEOPLE 1

ただただ凄い、と唸ってしまったPEOPLE 1の新曲。
青さゆえの棘のある感情がサウンド、リズム、ボーカルの端々から伝わってくるような楽曲である。
目まぐるしく変化する音色と技巧的な楽曲構成に、何度聴いても圧倒されてしまう。
今後の活躍に期待しかないアーティストである。

2.ふたり計画/WurtS

こちらも大注目のアーティスト、WurtSの最新曲である。
WurtSの楽曲を聴いていると、上手い、と毎度感動してしまう。
若者のリアルな心情を歌詞に取り入れながら、近年流行している80~90年代の楽曲のエッセンスを投入してくる。
並外れたセンスの持ち主でもあり、策士でもある彼の今後が楽しみすぎてたまらない。

3.ブルーアワー/Organic Call

個人的にちょっと前から気になっていたOrganic Call。
いつの間にか、情報番組や音楽番組のエンディング曲などに選出されるようなアーティストへと成長していた。
包容力と強い意志を感じる落ち着いたボーカルが印象的である。
この「ブルーアワー」は、夢に向かって進む人々の背中を優しく押してくれるような楽曲である。

4.ひかり/DENIMS

2012年に結成された、大阪発4人組バンドの新曲。
軽快なリズムに乗せて、ぽかぽかとした空気感が漂っているナンバーである。
「ひかり」というタイトルではあるが、ひかりの中で歌っているというよりかは、暗いトンネルの中からひかりを見ているという感じがあり、そこがまた良い。

5.遥か鳥は大空を征く/鉄風東京

衝動的なロックを鳴らすバンド、鉄風東京。
今回の新曲は、疾走感あふれるサウンドのなかで、ひときわストレートに響くボーカルが楽曲の力強さを何倍にも増幅させている。
平均年齢19歳、かなり若手のバンドではあるものの、確実にファンを増やし続けている鉄風東京。彼らはどこまで征くのだろうか。

6.恋のジャーナル/THE 2

今年2月、改名を発表し、新体制にて活動を再開したTHE 2。すべてのメンバーがセカンドキャリアとしての活動となる。
この楽曲はサカナクションの一郎さんがプロデュースしているということもあり、独特な中毒性をはらんでいる。
この中毒性と多彩なアレンジスキルで、今後さらに多くの人々を魅了するアーティストになるのではないかと個人的には思っている。

7.溜め息/変態紳士クラブ

「YOKAZE」をきっかけに、HIPHOP界隈に限らず様々な方面から支持を得ている変態紳士クラブ。
そんな彼らの新曲「溜め息」には、どうしようもない現実に直面しながらも、必死に前へと進んでいく人間の姿が描かれている。
落ち着いたトラックに乗せて届けられる言葉の数々が、明日を生き抜くための力となるような一曲である。

8.わたし/SixTONES

2020年にデビューしたボーイズグループ、SixTONESの7枚目のシングルである。
彼らの楽曲は2年前からちょくちょく追ってはいたんだけど、この楽曲はそんな彼らのバラード曲のなかでも秀でた魅力があると感じている。
楽曲の手触りはいかにもアイドルっぽい感じではあるが、メンバー一人ひとりの表現力の高さにより、ただのアイドルソングとはいえないくらいの奥深さが潜んでいるナンバーである。

9.愛してますっ!/Cody・Lee(李)

5月についにメジャーデビューを果たしたCody・Lee(李)の最新アルバムに収録されている楽曲。
レトロな世界観が炸裂するMVは、彼らのお得意技である。
サウンドと詞の両面に独自性があり常に最新を更新しているのに、大衆にとって聴きやすい形にしっかりと昇華しているところが、このバンドの実力を充分に物語っている。

10.M八七/米津玄師

もう十分その存在は世に知れ渡っているが、それでもなお最高を更新し続けるこちらのアーティストの新曲を最後に紹介する。
ストリングスが多用された壮大なサウンドに、孤独の中で前へと歩んでいく強い意志を感じるような歌詞が響く。
余計なものが全て削ぎ落された、洗練された楽曲であるという印象を受けた。

おわりに

今回の選曲したのは、おそらく3年後にはかなり名の知れているであろう次世代アーティストの楽曲が多く、聴きながらかなり痺れた。

少し語弊はあるかもしれないけれど、古参になるなら今のうち!!といったアーティストが揃っているので、ぜひ一聴してみてほしい。

では。。

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