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【#3】 2023年3月に読んだ旅の本、まとめ

4月に入り新しい環境でスタートした方も多いのではないでしょうか。

新しい環境で不安や期待が入り混じる今日この頃。
早く新しい生活に慣れていきたいですね。最初はしんどいことも多いですが、無理せず生活していきましょう。

先月読んだ旅の本を紹介していきます。

地理学者、発見と出会いを求めて世界を行く! 
水野 一晴 著

あらすじ

キリマンジェロ登山、ペルーでの悪徳警官、ドイツの留学生活など地理学者である著者が世界各地を旅して出会った自然・文化を解説する冒険旅行記。
1990年〜2000年までの10年間の旅の記録からその後まで様々な人との出会いやトラブルを綴る1冊。

研究調査のために赴いた南米やアフリカ大陸でのエピソードが描かれ、調査旅行(研究)とはこういうものなのかと興味深かったです。
一方で、旅ならではのトラブルエピソードも語られ、地理学×旅エッセイとしても楽しむことのできる作品です。

表紙のデザインが気に入り心惹かれ購入しました。ジャケ買いも良いものです。

そして誰もゆとらなくなった 朝井リョウ 著

あらすじ

『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』に続く第三弾にして完結編。
朝井リョウさんのエッセイ
何も考えずにただただ楽しい読書体験をしたい方におすすめの1冊です。


普段見ることのできない著者の一面を見ることのできるエッセイは人間味が見れるので好きです。腹痛に対して、自分自身も共感できることがあるなと最初は思っていましたが、徐々に「この人の方がヤバそう…」と思うようになりました。

海外旅行とトイレは切っても切れない存在。お気持ちお察しします。

〇〇に行ってきた。という事実さえあればそれでいい。お気持ち少しわかります。

プラントハンター 命を懸けて花を追う
(徳間文庫カレッジ) / 西畠清順 著

あらすじ

年間移動距離は地球5周分といわれる職人である著者が「植物探検家」として日本全国、世界各地を飛び回りまだ見ぬ「花の奇跡」を求めて奮闘するノンフィクションの物語。
樹齢1000 年のオリーブ、世界最大の巨木ボトルツリーなどを輸入したり、植物業界を驚かせた奇跡の花をめぐる物語まで。

普段は影の立役者として知られることのないお仕事の世界を知ることのできる1冊です。
花と植木の卸問屋として「植物をハントする」著者の仕事や植物業界の世界を知ることができ勉強になりました。花や植物に対する熱意は見習いたいものです。

トルコの人がみんな親切だった話
野宮レナ 著

あらすじ

日本との関わりも深く、「トルコは親日家が多い」とよく聞くけれど実際はどうなんだろう。
トルコを旅し、食や文化、地域性、景観など実際に感じたことをまとめたコミックエッセイ。トルコに旅に行きたくなるお話が盛りだくさん。

出会ったトルコ人の人柄もあるけれど、著者のトルコを知ろうとする気持ちや興味を持つ姿勢こそが親切な行動につながっているような気がしました。コミックエッセイとして読みやすさ、ためになる情報、行きたくなる気持ちが詰まった1冊です。

終わりに

今回は3月に読んだ旅にまつわる本を紹介しました。

2020年から毎月、「旅にまつわる本」を紹介しているのでその他の旅にまつわる本をお探しの方は下記ブログを参照ください!

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