2月8日でRyo Konishi DAOが設立3周年を迎えます。
Ryo Konishi DAOの3周年とそのビジョン
Ryo Konishi DAOは、アートカルチャーを前進させるために主宰した分散型自律組織(DAO)です。アートプロジェクトやビジネスを量産するスタジオタイプのビジネスモデルを採用しています。このモデルは、スタートアップスタジオや映画スタジオのように、様々なコンテンツを量産し、リスクを分散しています。
Ryo Konishi DAOの多様なプロジェクト
Ryo Konishi DAOでは複数のプロジェクトを手がけています。メタバースの開発(GOGH LAND)、Web3.0と飲食業の融合したビジョンをフランチャイズ展開するART DRIVEN BASE、メタバース時代に備えてアイコン的なIPを量産するX ICONIC、グラフィティアートのカルチャーをバーチャル世界に持ち込んだmeTAGraffitiプロジェクトなどがあります。その他、エージェンシー事業や土地開発プロジェクトなどアートカルチャーを前進させるために様々な取り組みを行なっています。
Ryo Konishi DAOのメンバーシップと報酬システム
メンバー(Theomem)は、WishListというミッションリストにエントリーし、達成することで報酬を得られます。報酬には、独自の暗号通貨THEO COINや特別なチャンネルへのアクセス権、特別なNFTアートなどがあります。
THEO COINは未上場トークンですが既に無農薬野菜やお米などの食品や物品やスキルが購入できるモールがDAO内に存在しています。いろいろな活用法がDAO内で模索されています。
Ryo Konishi DAOは、Discordを中心に構築されており、異なるチャンネルやカテゴリーを通じて、メンバー間のコミュニケーションや情報共有、イベントの企画、ワークの管理などが行われています。
簡単に言うと、Ryo Konishi DAOはアートを中心にした新しい形態の組織であり、メンバーが相互に協力し、さまざまなプロジェクトを通じて創造的な活動を行い、その成果を共有するプラットフォームです。ブロックチェーン技術やメタバースなどの最先端技術を駆使しながら、アートとビジネスの新しい形を模索しています。全てはアートカルチャーを前進させるためです。
アートカルチャーの未来とRyo Konishi DAOの役割
なぜ、アートカルチャーの前進にフォーカスしているのかというと、AIやテクノロジーが進化した先に人類に残るのは唯一アートだと思うからです。
AIが進化すればするほど、お金のための仕事はきっとなくなっていきます。それでも人類は寿命をのばしていくでしょうし、そうなった先に「人はなんのために生きるのか」という命題に直面することと思います。
僕の哲学では「人類に個体別の生きる意味なんてない」が人類の命題に対する結論ですが、俯瞰してみれば存在がある以上運命をただ全うすることが宇宙のタメであるとも言えます。これは主観的にみれば究極の暇つぶしが人生だと言えます。
じゃあ、何して暇つぶす?となるわけですが、その答えを見つけようと、人類は生命維持のために小さな社会を形成してみたり、争ってみたり、まとまったりしながら、創ったり壊したり祈ったりを繰り返してきたわけです。そして資本主義に活路を見出したり、行きすぎて折り合いがつかなくなって反省したりを繰り返しきたわけです。
でも大局で見れば徐々に淘汰されてきていて、AIの登場とAGIへの発展、ASIへの進化で人類の営みは大きく変わると思うわけです。
人工知能にとっては、人類なんて非合理的で非効率的で非生産的ですから世界観が違うわけで、そのうち人類のための存在じゃなくて別の生命体みたいにカテゴライズされた上で飼っているようで飼われてる状態になると思います。
いずれにせよお金のための生産活動みたいなものはなくなって、人類は人類の共感のための世界線で暇つぶしをすることになります。それってなんなのよ?の答えがアートだと思うんですよね。
僕がいうアートの定義は「表現活動」なので、超広義的ですが目的が自己表現であってエンターテイメントではないというとこがミソです。人類の共感のための自己表現なので結果的にはエンタメなんですが、マーケットインではなくプロダクトアウトな発想である部分が大きく違うところです。
AIにとっては超ノロマな人類も、人類同士で自己表現を媒介して楽しくよろしくやっていく世界線が未来だと思うんです。その未来に橋をかけるような活動をして、未来にプラットフォームや概念や思想を遺せればいいなという想いで目先の活動を淡々と行なっているんですね。
僕にとって当面それはWeb3.0のテクノロジーで表現できると思っているわけです。その推進母体をRyo Konishi DAOに見出したいと試行錯誤しておるところです。
課題は山積みですが、周囲に惑わされずに淡々とあるべき答えを導き出したいとおもって4年目に突入したいと思います。
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