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子どもの母斑除去手術ログ①皮膚科受診

はじめに

4歳の娘が、巨大母斑を切除するために手術を受けました。
手術を決めるにあたって、ネットの情報も調べましたが、似たような事象は見つかりませんでした。
もし同じようなことで悩む方の、参考事例のひとつになればと思い、ここに記録しておこうと思います。




娘が手術をすることになった。
生まれつきおしりにある痣を除去する。

小さければレーザーで取ることもできたらしいが、
娘の痣は巨大母斑というもので、レーザーで除去できる大きさを超えているそうだ。

生まれた時に、当然大きな黒いアザがあることには気づいたけれど、
正直に言って、それに関して何に思わなかった。
夫は「かわいそうだ」とか「いずれ取ることになるだろう」と言っていたけど、
この子の身体のすべて、かわいそうなものなんて何もないし、
アザだってかわいそうなものではないと思っていた。

あれから4年経ち、娘は保育園でのお着替えや水遊びの時に、
お友達におしりのアザのことでからかわれたり、それなあに?と尋ねられたりするのがイヤだと言い始めた。
下着もできるだけ着替えたがらないようだった。
お風呂に一緒に入る時に「これ取ってほしい」というようになった。

なんとなく敬遠していた皮膚科に行こうと思ったのは、
そんな娘の言葉がきっかけだった。
そのアザがどんなもので、(悪いものではないと思っていたが)
今後どんなふうに扱っていけばいいのか教えてもらおうと思った。
どこかで、「そんなに気にしなくて大丈夫。取る取らないはもう少し大きくなってからでも遅くない」と言ってもらえるのを期待していた。

「取るなら早いほうがいい。全身麻酔の手術になる。」
地元の皮膚科で長い待ち時間を終えて言われたのはそんな診断だった。
大きな病院の紹介状を書いてもらっている間、
そんなつもりではなかった…まさか…と途方に暮れた。

数週間後、娘の産まれた市民病院の形成外科を受診した。
早いほうがいい、というのは同じ。
悪性に変わる可能性などは言及されなかったが、
本人がイヤだと言うのなら、早いほうがいいとのこと。
今後学校に行き始めたら、子供のほうが忙しくなり、手術の予定が組みにくいとも言われた。

手術するかしないか

あとは決めるのみで、それから数週間後には夫が話を聞きに行き、
さらに数週間後に再度受診することになった。
実質そこで最終結論を出さねばならない。


手術を進めることに決めた経緯については、
次回の記事で更新します。

ここまでお読みくださりありがとうございます。

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