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おかえり私の読書ちゃん

最近えらく真面目に本を読んでいると思う。

真面目にというのは「仕事に関わる本だけを貪るように読む」というわけはなく、「とにかく沢山本を読む」でもなく、「自分の心が気になる本を、ちゃんと読む」ということです。

だから、仕事の本も読むし、漫画も読むし、児童書も読む。何を読むかよりどう読むか、どうテーマと向き合うかを考えたりしているわけです。

ああ、どこかから「真面目かっ!」って声が聞こえるw

まあ、でも、そのおかげか最近また読書が楽しくなってきました。

子育てで読書から遠ざかって読む力が落ちて、もはや私に読めるものは漫画とかエッセイしかないのではないかとがっくりして、何を思ったのか速読なんかに手を出してみたりとここ数年の読書と私は昔の男の面影を追いながら躍起になって新しい男を探すようなもんでした。

そして、速読(らしきもの)で読んだ本は、なぜか全く記憶に残らない。ある種時間の無駄遣い。

なので、「昔は沢山読めた」とか「毎月10冊読む」とか、そんなことは一回横に置いて自分の気持ちのいい読書方法をしようと決めてから、読書がちょっと楽しくなってきました。

おかえり、私の読書ちゃん。

というわけで、今週の読み初めはツイッターで大人気のヤンデル先生こと、市原真先生の『どこからが病気なの?』です。

まだ最初のところですが、病気と平気の線引きはどこ?ということに、医学的正しさでやり込めるでもなく、人それぞれですよと多様性にぶん投げるわけでもなく、丁寧に考えて言葉にしているところがとても面白いです。

この線引き問題、色んなことに応用できそうで考えるのが楽しい。障害とか、高齢とか、幸せとか、苦しさとか。

読み終わったら、感想出しますね。


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