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いつまでもブラックだと思うなよ!〜医者のワークライフ&教育バランス奮闘記〜

「俺の歩いた道だお前も頑張れ」と言う人がいれば、「もうこの道は終わりにしよう」という人もいるわけで。

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日本医療デザインセンターのオンラインサミット、セッション2はワークライフバランス。

私の中でブラックな業界といえば医者である。
朝いて、夜いて、翌朝まだいる。
カップラーメンを作っては呼び出され、休み?何それ?といった顔で今日も働くお医者さんたち。

もちろん、そんなことない職場があるのも知ってるし、それが全医者でないことは百も承知なわけですが。やっぱりお医者さんはエネルギッシュだなーと思う働き方をしている人が多いです。

お医者さんはワークとライフが一緒になっていて、もはやそれは切り分けられないようにも思えます。

でも、鬼も逃げ出すブラック研修医はやはり時代とそぐわない。ブラックな過程を経てきたお医者さんたちも、次の世代を変えていこうと試行錯誤しているんだよ、というお話でした。

急性期病院の院長の服部先生、フリーの働き方を模索している薬師寺先生、三次救急の整形外科医の野崎先生、それぞれの取り組みをふむふむと聞いていました。

教育は質の問題もありますが、やはり量無ければ成長低しという一面もあるわけで、ワークライフバランスと良医の育成の両立の難しさを感じます。

そんな難しさに音を上げず、後進を育てる道を模索する医師たちの姿をみると
あー、本当に変わろうとしている先生がいるのだなとちょっと心震えるものがありました。

非効率なことを減らし、協業による補完関係を作り、効果的なアプローチをしていく。
これって、研修医教育だけに限らず、院内のチームワークだったり
退院時アプローチのことだったり、いろんなことに応用していけます。

「いいから、お前は言われたようにやってればいいんだ」と怒鳴られていた時代は、もう終わりなんだなぁ。
体育会系育成時代の最後を飾った世代の私としては、寂しくも嬉しい先生たちの取り組みでした。

「うちも教育と労働と休みのバランスを取るのが難しくて」なんてことを思っている方におすすめのセッションですよ!

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