「白花いんげん豆」おせちに炊きました
こんばんは。ゆのきりょうこです。
今日は、暮れからのあまりの忙しさに少々ダウン。食べ疲れというよりは、忙しくてあまり食べていなかったのかも。作ってるとついつい食べている感覚になります。
おせちに炊いたお豆でゆっくりとお茶の時間を過ごしました。
ほんのりと甘く、お豆がふっくらして
美味しいです。
何年か前から90を超えた実家の母から、おせちの材料の買い物を頼まれるようになりました。
そのうちの一つが、「白花いんげん豆」。しかも一番大きな特大サイズ。
最初おつかいを頼まれたときは、母に「とろっすんまめ」をとお願いされ、
そんな商品名は江戸にはなくて、
お店の方に尋ねてもわからずで、たいそう困りました。
いくつになっても知らないことがあります。
どうやら西日本では「十六寸豆(とろくすんまめ」と呼ばれているとあとでわかりました。
10粒縦に並べた時にちょうど6寸(18.2cm)になるからそう呼ばれているとか。
大福豆とも呼ばれていますね。これは、「おおふくまめ」って読むそうです。「だいふく」じゃないのよ。
お豆の呼び方ってほんといろいろあって、大変です。
で、ほかに小豆やら黒豆やら、ほかにもいろいろとお願いされます。母の炊いたお豆を楽しみに待っている方がいてくださいます。母も楽しみなのでしょうね。
特にこの「白花いんげん豆」は、特大サイズをいつも2キロお願いされ、この時期にこの特大サイズの新豆を手に入れるのは至難の業なのです。新豆が出回り始めるのも12月半ばくらい。そしてあまり量が出回らないのです。
他にも欲しい方がいらっしゃるのでしょうね。まさにみんなの気持ちは一緒です。
今年も、予約して何とか手に入れました。
母に送った後で、私も母のお豆の味が恋しくて、ほんの少しだけ買って炊いてみました。
富澤商店さんのレシピです。
一晩浸けて
そのまま火にかけて、アクが出ててきたら2回ほど茹でこぼし、炊きます。
沸いてきたら、落し蓋をして弱火で3時間ほど炊くって書いてあったけどそれより早く炊けました。
なので、残った水分が多かったかな。きっと新豆でお豆がよい豆だったのでしょう。
少しお水を減らしてからお砂糖を入れました。
お砂糖も1回で全部入れるレシピでしたが、3回くらいに分けて入れました。
お砂糖やお塩の量は富沢さんのレシピです。
出来上がりが、何か母のと少し違うので炊き方を聞いてみたら、浸け時間やら、炊いている時間やら、お砂糖を入れるタイミングなどが母なりのものがありました。
今度は母の炊き方で炊いてみましょう。
でも、富沢商店さんのレシピもとても美味しくふっくらと炊けましたよ。
こういう優しい味でお茶の時間もいいものです。
管理栄養士 ゆのきりょうこ
おやつ買って、好きな絵本買って、娘とほっこりさせていただきます♪ありがとうございます🧡