『本業2024』感想 011│ミスター高橋『流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである』
ミスター高橋
『流血の魔術 最強の演技
すべてのプロレスはショーである』
(講談社+α文庫)
まず、始めに断っておく。
私はプロレスや格闘技について詳しくない。
(キッパリ)
それ故、この章は「整理」をしながら読み進める。
《登場人物》
ミスター高橋
(原作の著者・元新日本プロレスのレフリー)
武藤敬司
アントニオ猪木
ターザン山本(その後の話に登場)
《登場団体》
新日本プロレス
全日本プロレス
K-1
PRIDE
WWE
《経緯》
2001年12月:
ミスター高橋氏が『流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである』を出版
2002年1月:
武藤敬司氏、新日本プロレスから全日本プロレスへ移籍
一方で猪木氏もプロレスの線引きや枠組みに
囚われず、「強さ」や「真剣勝負」にこだわり、
他団体との交流や異種格闘技を推し進めていった。
………ここまで大丈夫だろうか?
このような事は、どの職業・組織でも往々にして
起こることだ。
構造・業務・効率に対して改革しようとしたり、
新しい事を取り入れ、始めようとする時には、
必ず「抵抗勢力」が生まれる。
しかし、どちらにも「正義」はある。
どちらかが「良い」「悪い」という事ではない。
古い体質に危機感を持つ者
既存の組織を立て直し、改革しようとする者
新天地で新たな挑戦をする者
(ここで “あのコンビ” が頭に浮かんだ…。)
それぞれの想いがある。
ミスター高橋氏が書いたこの本を、
「暴露本」とするか、「提言」と受け止めるか…。
それはプロレスを愛する人々に委ねられると思う。
※間違いでは無いけれど…※
表記違いがありました。
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