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「ねこシネマ。」って本のことと「猫が行方不明」って映画の話題。

2月22日は、猫の日、。
「ねこシネマ。」って本のことと
「猫が行方不明」って映画の話題。
にゃー、にちなんで二本立てで、。
二日前に、。

まずは、二本立てのひとつめ。
猫ちゃんたちが、印象的に扱われている映画作品を紹介した一冊。
2016年の、猫の日のちょうど一ヶ月前、1月22日に発売された本。
「ねこシネマ。」
著:ねこシネマ研究会
価格:1,200円(+税)
出版社:双葉社

ねこシネマ研究会のみなさんが厳選された85作品。
独断と偏見によって選ばれているので、
え~!、あの作品が載っていない!、にゃんてのは、
猫ちゃんっぽく、細かいことなんて気せずこの本を愉しむのがいいみたい。
2015年の、クリスマスイブ12月24日の時点での情報でもあるからにゃー、と。

銀幕デビューした名優猫ちゃんたちの美麗な佇まい、
豊富な猫ちゃんたちの写真、
ねこ写真集としてながめているだけでも、、癒される。

猫ちゃんお好きなかたが、ふと映画を観ようとするときにも便利かも、。
ねこ邦画、ねこ洋画、ねこアニメ、ねこドキュメンタリー、で各章にわけられている。
章末のコラム(ねこラム)も充実してて、
にゃー、っと鳴き声あげたくなるくらい愉快になる。

猫ちゃんの登場時間を「登場した分数/上映分数」として、作品紹介で載せてるところも微笑ましい。
深い意味はない、ということだけど、(笑)。
カウント対象には猫ちゃんのイラスト、ぬいぐるみも含まれている、
でも完全に人間になっている猫ちゃんはカウント対象外にされてる、
ってことへのこだわりはある。

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猫ちゃんという、いきもの。
愛嬌たっぷりに甘えてきたり、こっちが遊びたいときは知らんぷり、。
そんな猫ちゃんたちとはいえ、映画の世界に非常によく登場してるのがわかる。
主人公が猫ちゃんと暮らしていたり、登場人物や関係者が猫ちゃんと暮らしてたりしてるのは当然としても、
猫ちゃんらしき物音がする場面で、姿が映らなくて声や影だけだったりのエキストラ出演も多かったりしてることとか考えたら面白い。

映画鑑賞を猫ちゃん出演にこだわることで、愉しむのにも最適な一冊。
あらためて観たい映画も、たくさん出てくる。
がっつり主役じゃない猫ちゃんの場面をさらう要素、その濃さ加減も味わえる。

名作映画「ティファニーで朝食を」オードリー・ヘプバーンに抱かれて、、
雨のなかで共演した名無し役の猫ちゃん(茶トラ柄だとか)、活躍場面も、。
名作映画「ゴットファーザー」、マフィアのドン・コルレオーネのひざのうえで、、
こねくりたおされている猫ちゃん(キジトラ柄だとか)、の演技(⁉)も、。
映画「007」シリーズでも悪役の首領が抱いて、なでまわしてる猫ちゃん(ペルシャ白猫だとか)の姿なんかも、。
それらの場面だけでもじっくりと観たくなってくる。

つぎに、二本立てのふたつめ。
「猫が行方不明」って映画の話題。
いろんな想いとつながることのひとつでもある、
この映画、、。

「ねこシネマ。」本に、
写真もなくて、作品データのことと、、
小さくだけど載ってた。

出演した猫ちゃんたち
ほっこりするエピソードが、スキ。

この映画に登場する猫ちゃんたちはみんな、、
出演者と私生活で、ともに暮らしてる猫ちゃんたちばかり、ってことで、。
緊張せずに、のびのびカメラに映ってる姿のことも、、。

いろんな想いとつながることのひとつでもあるから、。

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『 いっしょに観たいにゃー、
なんておどけていた、
あんたへ、。

‶猫ちゃん、って
いっしょに暮らすひとのこと
ちゃんと自分で決めてるそうです〟

だから、いつだって
笑みをうかべて走りだしていく、、

どんな生命だって
美しい、
って教えてくれた、
あんたへ、。 

       涼、。

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「猫が行方不明」
パリ11区に暮らすメイクアップアーティストの若い女性。
猫ちゃんを近所に住む猫好きのマダムにあずけて久しぶりのバカンスに、。
そして休暇を終えて戻ると、愛する黒猫ちゃんが行方不明になっていた!。
必死になって猫ちゃんを探すことから、
近所の猫好きな老人たちや移民の青年も巻き込んでの大捜索‼。

映画予告編がすごく愉快。
町内の大スターたちが集結してのコメント。
猫ちゃんが、それぞれの人間になったみたいにも映えて、
ほっこりして、微笑ましい。
貼りつけによって、↓ のは字幕がわかりづらいかも、
YouTubeで再度観なおしてもらっても、にゃー、って愉快。
動画↓。「猫が行方不明 予告編」

街角や展望がいい、パリの下町が舞台。
若い女性メイクアップアーティストのクロエは迷子になった猫ちゃんを探す。
ご近所の老婦人ネットワークにもこの情報を流し、みんなおせっかい半分で熱心に協力してくれるけど、手がかりもなくて、、。
恋人のいないことが悩みで、女らしい服装にして出かけたりするから、、。
多彩な人々との出会いで、少しだけ大人になる姿を描くロマンチック・コメディ。

クロエを演じるのはギャランス・クラヴェル
実質上のデビューの本作で、いきなり人気者となったし、
登場人物たちも日本ではこれまで馴染みのなかった俳優たちが印象に残る好演を競っている。
動画↓。「 cherche son chat (96) 猫が行方不明」

監督・脚本は本作で日本初紹介だったセドリック・クラピッシュ
長編第三作にあたる本作が意表を突いて大ヒット、
さらにベルリン映画祭国際批評家連盟賞を受賞したことで、一躍国際的な人気監督になったとか、。

上映時間、91分。

終幕場面、詳しいことは言えないけれど、。

クロエが、顔いっぱいに笑みを浮かべて走りだしていく場面がスキ。

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