初めて避難所で1泊して気づいたこと

10月12日(土)は日本を史上最大規模の台風が襲った。前々からニュースで放送されていたこと、つい最近の千葉県の被害から、今回は僕が住んでいるところも危ないかもと思って、窓を補強したり、食料や水を調達した。
今住んでいる家には窓にシャッター(雨戸)が無いことがわかり、窓ガラスが割れたらどうしようもできないと思い、近所の小学校に避難した。

その小学校には最終的に180名の方が避難してきており、体育館、会議室など複数の部屋で不安の夜を過ごしていたと思う。イメージとは違い、程よい緊張感と落ち着きが混じっていたように感じた。行くまではもっとドタバタと走り回っている人がいて、情報を確認し合っている人がいるとイメージしていた。僕はノンストレスで過ごせた(寝ていた体育館の空調にやられて喉が痛くなったけど)。

そこで、初めて避難所に行ったことを覚えておくために、持っていったもの、気がついたこと、ノンストレスで過ごすために必要なことなどを書き残しておこうと思う。ただし、避難が長期化した場合にはこの限りではない。

持って行ったもの

1.寝袋
2.スリーピングマット
3.シングルバーナー
4.着替え1日分
5.濡れティッシュ
6.ティッシュ
7.ヘッドライト
8.小さめのランタン
9.充電式充電器
10.電池式充電器
11.電池
12.食料(おにぎり、カップ麺)
13.お菓子
14.耳栓
15.文庫本
16.トランプ
17.タオル

この中で便利だったもの

1.耳栓
→周りに人が多くいるなかで寝ないとならず、どれだけしっかりと寝られるかが自分の体力回復、ノンストレスでいるために必要
2.スリーピングマット
→これが一番良かったかも。避難所に行くと一人1枚の毛布を受け取り、それを体育館の床に敷いて寝ることになる。敷布団無しで寝るのとほぼ同じ状態なので、マット1枚あるだけで快適具合が違う。
3.トランプ、文庫本
→とにかく暇になるので、何かあるとよい。

持っていくと良いなと思ったもの

1.延長コード
2.2日分程の調理をしなくても食べられる食料
3.マスク
4.ワンタッチテント
5.アイマスク

テント泊で登山に行く装備があれば、余裕です。
ただ、これが長期化する場合、家に用意していたガスコンロ等が使えなくなる場合、自力では難しくなるから周りの人との協力が必要だなと思いました。

避難所という誰もがナーバスになる状況で、どれだけ落ち着いていられるか、細かなことにイライラせずにいられるか、近隣に助けを求められる知り合いを作っておくか。これは本当に大事だなと思いました。

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