【旅】動く書斎(キャンピングカー) X ドローン飛ばしてきました。
どうも、和尚です。
今年のGWですが、前からやろうと思っていたことを行いました。
それは動く書斎(キャンピングカー)でドローン飛行場所に行き
そこでドローンを飛ばしたら次のドローン飛行場所へとの旅です。
動く書斎(キャンピングカー)を持つ前からドローンを飛ばしていましたが
ドローン飛行場所が人里離れた山中や海岸が多く、また近くに宿泊施設が
ないことがあり、寝泊まりに苦労したことがありました。
この体験が動く書斎(キャンピングカー)を入手するきっかけとなり
現在に至っています。動く書斎(キャンピングカー)でのドローン旅
初回として近くの淡路島で旅しました。その模様をお伝えします。
ドローンについて
ドローン旅の前に拙僧がドローンを飛ばすことになった経緯等について
お話しします。
経緯
拙僧は以前からドローンに興味がありました。
各メディアやSNS等でドローンの空撮が流れてこれまで見たことがない
景色や風景を見て「面白い」と思いましたし、空撮以外でもさまざまな
分野で活躍するニュースを知ることで「ドローンってすごいなぁ〜」と
思っていました。またドローン業界のポテンシャルが高く、公私で
ドローンを飛ばすことができれば今後何らかの役に立つのではと考え
行動することにしました。
ライセンス
ドローンを飛ばすには何が必要だろう？と考えるうちにSNSで
ドローンライセンスに関する広告が目につくようになりました。
この当時は民間資格だけでさまざまな企業や機関等が
独自のライセンス制度を持っていました。
現在でもドローンは資格がなくても飛ばすことができますが
この後説明するドローン飛行場所で飛ばすためにさまざまな
手続きが必要です。それが煩雑かつ複雑なのでハードルが高いです。
各民間資格はこの手続きを少しでも簡素化する制度を設けています。
そのなか、2022年12月から国土交通省がドローン国家資格制度を
新設し運用を開始しました。
拙僧はこの流れに乗り、大阪府内のとあるドローンスクールに通い
現在は2等基本+目視外飛行の技能証明を持っております。
所有機体
最初はDJI mini2を飛ばしていましたが、飛行時間が10分程度と短く
その度にバッテリー交換が頻繁に行っていて面倒でした。
「もう少し長い飛行ができれば…」と思い、DJI mini3を入手しました。
現在はDJI mini3を主に使用し、mini2はバックアップ機として
使用しています。
ドローン飛行場所について
飛行申請
拙僧は2等基本+目視外飛行の技能証明を持っているとお伝えしましたが
これだけでドローンを飛ばすことは原則できません。
ドローン飛行場所でドローンを飛ばす前に以下の確認および手続きが
必要です。
ドローン関連法律
ドローン飛行に関する法律には航空法と小型無人機等飛行禁止法が
あります。航空法ではドローンを飛ばす場所により国土交通大臣等の
許可申請が必要です。この許可申請が必要な飛行区域は
主に以下となっています。
・人工集中地区(DID)の上空
・イベント等の催し会場上空
・空港等の周辺
・上空150m以上の上空
・緊急用務空域(災害地区等)
加えてドローン機体の登録が必要です。さらにドローンに
リモートID機器の装着義務があります。最近はリモートID機器が
内蔵されているドローンがあります。
また小型無人機等飛行禁止法で禁止している飛行区域
主に以下となっています。
・国の重要な施設およびその周辺(国会議事堂等)
・外国公館等(大使館/領事館)
・防衛関係施設(自衛隊施設/在日米国軍事施設)
・空港
・原子力事業所ドローン飛行場所の管理責任者への許可承認
ドローン飛行場所の施設を管理している責任者に許可承認を申請します。
申請方法等は施設によって様々で、中には申請不要な施設もありますので
該当施設にご確認ください。所管の警察署への連絡
「必要ない」という方がいますが、拙僧は必ず連絡しています。
理由はドローン飛行中に周辺住民から警察に「未確認飛行物体」の通報が
あった時に警察内で対応できるようにするためです。
以上のことから拙僧はドローン飛行前に以下のことを行なっています。
包括申請
ドローンの許可承認申請では飛行経路を特定せずに申請することが
できます。許可申請の代行
ドローン飛行場所の飛行許可申請や所管警察署への連絡を代行してくれる
以下サービスを利用しています。
淡路島ドローン旅
前置きが長くなりましたが、ここから淡路島ドローン旅の日記です。
前日(05/02)
明日早くにドローンを飛ばす予定にしていたため、ドローン飛行場所から
近いところで車中泊しようと淡路SAに到着しました。
到着した時はところところ駐車場は空いていました。
またキャンピングカーが数台停まっていたので、その近くに停めました。
出発前に夕食を済ませたのですが、施設内のミスドに行ったら
ドーナツが食べたくなり、買って食べました。
朝起きて施設を見渡したところ、駐車場はこんな状態でした。
ほぼ満車状態でした。おそらく夜遅くか早朝にきて休憩等をしていると
思われます。この時前日空いている時に到着して良かったと思いました。
1日目(05/03)
車中泊した淡路SAから降りてすぐのところにある松帆の浦に到着しました。
ここは明石海峡大橋が空撮で取れる場所でいろんなアングルで
撮影しました。コンディションも良かったのでいい具合に撮影できたかなと
思っています。
ここで緊急事態発生!!
昼食を取ろうとした時、来る途中で食料を調達することを忘れていたため
仕方なく非常食で済ませました。お湯があればできる非常食なので
まさかこんな時に重宝するとは思っていませんでした。
また緊急事態発生です。
ドローンを飛ばして空撮したのち、帰還したところドローンは
こんな状態でした。
飛行中にカメラで確認したところ、周囲で多数の昆虫が飛来していて
その時は気にせずに飛ばしていました。おそらくプロペラが昆虫に当たった
残骸か昆虫がドローンにの何らかのものを噴霧したものと思われます。
触ったらベタベタしていたのですぐにクリーナー等で機体とプロペラを
拭いて綺麗にしました。
ドローンの飛行を終え、近くの温泉施設「松帆の郷」でまったりしました。
まったりした後は明日の飛行に備えて南に走り、道の駅東浦で
車中泊しました。
2日目(05/04)
車中泊した道の駅東浦から途中洲本で食糧を調達して島南東側に位置する
成ヶ島に到着しました。
この日もコンディションが良く、いろんなアングルで撮影することが
できました。
また搭載していたぽた電の容量が少なくなっていたので
トランクに積んであったソーラーパネル(最大400W出力)を取り出し
オフグリッド充電しました。
ドローンの飛行を終え、次の飛行場所近くの温泉施設「ゆ〜ぷる」で
まったりしました。
まったりした後は明日の飛行に備えて南西に走り、道の駅福良で
車中泊しました。
翌朝に外の様子を見たところ、鯉のぼりが元気よく泳いでいたのですが
「今日ドローン飛ばせるかな？」と一抹の不安を感じていました。
3日目(05/05)
道の駅福良の近くのコンビニで食料を調達し、途中ガスステーションで
給油し島最西端に位置する海の展望広場に到着しました。
朝の予感が的中しました。
到着したら風速10m/sを越える強風が吹いており、ドローンを安全に
飛ばせる状況ではなかったので午前中風が収まるのを車内で待機しました。
車内ではテレビなどで天気予報を見ながら外の様子を見たり、外に出て
風の状況を体感していました。しかしながら強風は一向に収まる気配が
ないため、お昼前に飛行中止として島観光に変更しました。
近くにある道の駅うずしおinうずまちテラスに立ち寄りました。
山の中腹にあり景色もいいところなのですが、ここでも強風が吹いていて
風を避けるのが大変な状況でした。ここから大鳴門橋が見えるのですが
上り線が渋滞なのですぐに帰るのは最善ではないと判断し別の場所に
移動しました。
イングランドの丘に移動しました。
施設内にはコアラ等の動物が飼育しており、また玉ねぎや苺なども栽培して
いて収穫体験ができるところです。この日はアンパンマンショーが
行われていて家族全員が楽しめる場所です。
駐車場は広いのですが、GW真っ只中のこともあり入場待ち時間も
発生しました。
イングランドの丘で楽しんだ後、北に向かって走行し天然温泉香りの湯で
まったりしました。
温泉でまったりした後、帰路につきました。
当初は近くの高速入口に入って途中淡路SAで休憩する予定でしたが
ナビによると渋滞中とのことで淡路入口に入って明石海峡大橋上の
渋滞に巻き込まれ、かつ疲れもピークの状態ながら無事に帰路に
着くことができました。
最後に…
以上動く書斎(キャンピングカー)でドローン旅(淡路島編)でした。
こういう旅は初めてだったのでどうなるんだろうと当初は思っていました。
実際に旅してみたら、あまり型に囚われない旅も楽しいものだと
学ぶことができました。旅は天候次第で思うようなことができないので
それも楽しみの一つと捉えてもいいかと思っています。
次回の動く書斎(キャンピングカー)でドローン旅は7月の連休を
予定しております。どこに行くかは未定ですがしかるべきタイミングで
その模様をお知らせできたらと思っています。
合掌。🙏
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